http://akira1986.blog85.fc2.com/blog-category-11.html


突っ込み元の氏のエントリはこっち
http://akira1986.blog85.fc2.com/blog-entry-81.html
賢い人なんだろうけど、世間しらずの若輩者にありがちなサヨっぽ思考法をしてたので思いっきり突っ込んじまいました。


突っ込み

>市民が学べば学ぶほど、この社会の理不尽さや矛盾に気づく。それを恐れて、この国の上層部は、ゆとり教育を実施し、完全なるヒエラルキーの固定化、階層の固定化を目指しているのではないだろか。




教育投資するとそれ以上のリターンが帰ってくるような(=国が教育する価値のある)青年が、どうして貧乏な門地でうまれてくるのですか?教育が無駄にならないような吸収率のよい子供であるならば、親が社会で失敗してるはずがないじゃありませんか。


社会構造が急激に変化しない限り、成功者に求められる才能の条件は大体同一ですし、成功できる人材を生むには、ういった資質をもつ遺伝子ががのっかっている親の精子卵子)の質がよいことが必要とされます。優秀な資質を持った子になる条件は、優秀な親から生まれることがもっとも大きな条件です。


だとしたら、教育させるべき子供は、必ず親が成功しているはずです。


ってことは、親が、子供に高等教育をうけさせられる程度の蓄えを持ってるということは、子供が高等教育を受けるべきだという何よりの証拠になります。


ってことは、親が教育資金を貯蓄できていない子弟に教育をうける機会をあたえなくても別段おかしいことではないということになります。



せがれに教育うけさせるに値するような優れた人材ならば、どうしておまえの親は学費もかせげないほど貧困にあえいでるのだ? 社会で成功して大金持ちにでもなって、学費くらいはとっくに稼げていないとおかしいのではないのか?・おまえの細胞には劣悪な遺伝子しかのっていないのでは。?確率的にはそうなるということです。


教育適性のある学生を選抜する側だって、ひまじゃないのだし、選別には無限のコストをかけるわけにはいかん。面接に落ちてばかりで失業しっぱなし、金儲けのアイデアもう浮かんでこない甲斐性なしの親から生まれたコドモは、たとい教育しても人生収支は赤字の確率が高いのでは?時には優れた人材が生まれるかもしれんが、ごく一部の例外があるからといって起こる可能性をいちいち全部吟味してたらコスト的にきりがないのでは? ということです。




> よくみんなが言うのは、「そんな他人のことばかり考えないで、自分が金持ちになればいいだけの話じゃないか」。


早くなってください。


人は、熱烈にのぞむもの(サービスや生産物)であればあるほど大金を払うのを惜しみません(激しい苦痛を除去してくれるもの虫歯の治療など)反対にどうでもいいものにたいしては無視するかごく安い金しかはらいません。人から必要とされるサービスや、物を作る手段をもっていればその分高い所得をえられます。誰からも望まれていないのであれば低賃金のひとになります。つまり低所得者は役立たずなのです。誰からかに搾取されているからではありません。


こういった人は、自分はなんらかの役に立ってると思いたいがために何者かから搾取されていると思い込みたいのでしょうが、役立ってないと搾取は不可能ですから、実際はだれからも搾取されてはいません。


高所得者になるということは人からのぞまれるものを人より多く持っているということですから、おおいになるべきです。




1 人より多く社会にテイクしてるのでそれ相応のギブをもらっている

2 人よりテイクが少ないので少ししかギブをもらっていない

この違いに過ぎません


社会の中にはすこししかギブしてないのにたくさんのテイクをもらっている不届き物もいるし、たくさんギブしているのに少ししかテイクしてもらっていないボランティア人間も確かにいるでしょう。でも、それは一部の例外であり、このことによって自分が高い所得を目指すのをためらうというのは、一種の”逃げ”といえますまいか?(自分が努力してないことへの理屈付けともいえます)


1 自分がいただいた高い所得は社会から略奪したものだ・・


2 ってことは、自分が稼いだ所得分だけそれだけ社会で略奪された人が存在するはずだ・・


3 ってことは、大して稼いでいない自分は社会から盗む物も少ないのだから、社会からたくさんかっぱらっている大泥棒の高給取りよりは善人だ・・・


4 おれは善人になりたい、泥棒にはなりたくない・・


5 だから上を目指して努力せず、清く貧しい下流人間のままででいたほうが善行である、


6 だから自分もそうしよう


・・・・というのは間違った考えです。


↑こういう誤った論法をすすめることを世間ではなんと言うか知ってますか?乞食の論理といいます


たとえば、こういう例をだせばどうしておかしいかがわかるでしょう


男って女とくらべたら悪さすることが多いよね。
男って女より劣ってるう・・・


社長やエリート職目指すやつなんて精神崩壊するやつが多いので平社員よりろくでもない連中だ。


資金繰りにおいつめられて強盗おこして三面記事にぎわすのはたいてい貧しき低層労働者ではなくふんぞりかえってる大会社の社長になることにあこがれている欲の皮つっぱった自営業者だ・・あああたしはタフで清らかだねえ・・・


これっておかしいですよね。食わしていく者がいなくて資金繰りの心配がなけりゃ強盗の誘惑がないのはあたりまえでしょ?


○扶養していく責任がある男>>責任のない専業女
○社員をくわしていかねばならない経営者>>何の心配も要らない平社員


確かにおいつめられて犯罪起こすのは前者がほとんどだ。だが女や平社員だって前者の職責を任されたら、アル中や強盗になる確率はうんとたかくなる。


もう一度突っ込みをします。


> よくみんなが言うのは、「そんな他人のことばかり考えないで、自分が金持ちになればいいだけの話じゃないか」。


早くなってください。あなたが、他人のことばかり考えているのであればなおさら(今すぐにでも)金持ちになってください。早く、自分が金持ちになれるような方法を模索してください。そのほうが、あなたが低層の労働者でいることよりもずっとずっと他人のためになります。


あなたが消費者から望まれているサービスや物を生産する手段を開発することができたならば、すなわちあなたが他人の役に立っているという状態なら、あなたは金持ちになっていなければならないはずですよ。


人から高い対価を払われるということは、人のニーズに応えたということです。


北朝鮮の経済がだめなのは、先進国が北朝鮮から富を奪っているからではありません。


北朝鮮が、消費者のニーズに即した商品を作っても誰からも対価をいただくことができない仕組みなので、誰もそういった商品を造ろうとしないから、そういった商品が北朝鮮市場に出回らないからですよ。


そして、先進国が豊かなのはその逆がいえるからですよ。


北朝鮮の企業家志望者が、北朝鮮消費者渇望する製品をそろえることができれば、あっというまに大金持ちになれなければならないのです・・・・北朝鮮は、このような仕組みでなければいけないのです。北朝鮮の人たちが、豊かになりたいと願ってるならば・・・でも、そうなってませんよね?だから問題なのです。


とにかく、あなたが金持ちを目指すことは誰のマイナスにもならないので、心置きなく金持ちを目指してください。

競争について


たとえ競争に敗れて今まで投入した努力が全部無駄となったとしても、そのぶん、人材のレベルアップという数値で社会にプールされます。ある程度の脱落者の存在は、競争によって、レベルが向上して消費者に還元されます。だからあなたのチャレンジが失敗したとしても、それは個人としては無駄となっても、社会としては無駄になりません。




こういった、あれをこうするとこれがどうなるかといった、モノのからくりを理解できないようでは、これから、社会で役立つ人間にはなれません。


人体や機械や企業体に、エネルギーやコストのインプット、アウトプットといった複雑な構造体のメカニズムを理解しないと、いくら自分が社会の役に立ちたいと願ってもそれは口先だけのことになります。だから企業家を恨むのは筋違いです。


すでに社会でニーズがある人材をかっさらって雇うならば雇用は増えませんが、そういう人材はすでに人件費が高い、となると、高く売れる商品をつくっても採算が合わなくなります。これをあきらめることは正しいことです。利ざや稼ぐには安い人材をつかうしかない、ほかで役立ってない人材だからこそ安いわけで、失業しているはずの人材を雇用することができたのだから、人材の有効利用となります。


安い(貴重でない)原価で高い(人からより望まれている)商品をつくること、つまり儲けをおおきくすることは、社会の進歩に役立ってるわけです。ガソリンで走る車より、そこらへんの空気を燃料にして走る車のほうが価値が高くてすぐれていることと同じ理屈です。


とにかく、あなたの今まで言ってることを読むと、なんだか自分の頭で考えてないみたいなんですよ。誰かの言っていること(おそらく講義している教授)の鵜呑みに聞こえるんですよ。


とにかく、ものが生産される仕組みとか、具体的には、その構造体では、何がインプットされ、何がアウトプットするのか、自分なりの関数を組み立てて、インプットの原料を、どれをどれだけ削って、浮いた分をどれにどれだけ上乗せすればもっとも効率よい仕組みになるかとか、ヒマなんだからいろいろ考えてください!!!!



次!


>けどね、やっぱりスタートラインは同じであるべきでしょ、と思います。


われわれはある程度地の利もっていて、交通費かけなくても高等教育機関に通えます。ツンドラ地帯の狩猟民族よりは有利なスタートラインにたっていますね。


親父の出自や地理的要因に左右されてはいかん!と人は言いますが、じゃあ、大学通学がしにくいことを不平等だと嘆いているツンドラの人に、!”どうしてあんたの親父さんはどうしてそんなとこにすんでんの?”って質問したら、彼はどう答えればいいってんです?


馬鹿な親だったからでしょ?


教育で有利になるには都市部にすんだらいい、高い所得をもらえばいい。凄腕営業マンの素質があればラクに高給かせげてコドモだって大学行きやすいのに、そうしなかったってことは、やろうとしてもできなかったんでしょ?やったんだけどだめだったんでしょ?そういうひとが田舎住まいや低賃金を余儀なくされてんだから、これって”子弟を教育に有利な環境に置くことができない親は、子弟を有利な教育環境に置くことはできない”という、あたりまえの現象にすぎないよね


AV女優は一人残らず将来は女優さんになりたいです!っいっておきながら、どうしてカメラの前でセックスなんかしてんの?


演技下手だからでしょ。うまかったらとっくに映画女優として抜擢されてるはずだよね。


少なくともAV女優やるくらいルックスにすぐれてるならばね。

だいたい、教育しがいがあったり社会で使える遺伝子がAVやってたり塀の中にいたりツンドラ地帯にすんでいるわけないじゃないのさ


使える若者なら、ご先祖さんはとっくの昔に都会目指してどこかの会社に雇用されるか立ち上げた商売成功させて、ずっと都会にいつづけることに成功して、その家系は、先祖代代の、都会居住者になってるはずさ。だから生まれたせがれたちも大学進学の際にハンデなんかあるはずもない。


で、逆に先祖が夢破れ、仕事がつづかず家賃払えずに地方へ落ち延びたやつが、雇用もない不利な地域に居住してんだろ? でも、こういう若者に教育機会あたえたところで前者にくらべて素質が悪いのは自明なんだから、どうせ教育したってたいした量はおぼえらんない。



だったら、社会で若者に与えられる機会の枠が一定なら、前者にあたえたほうがコスト的に割がいいだろ?・・ってことになる。だったら高等教育受けられる機会の大きい人は高等教育を受けられて、そうでない人はうけられないって現象はごく自然な現象であって、そのままでよろしい。無理やりコストをかけて是正しても効果は無い・・ということになるね。