その2


家賃は安い、雇用がないところはあまりひとがすみたがらない場所であり 逆に、雇用があるところはだれしもすみたがるから家賃は高騰する。これは自明の理・・雇用があるというのは人が消費する量がおおきいということだ、人が消費するものを生産することが”仕事”というものだからね・・ってことは、人があつまることは人があつまることを誘発するわけだね。なるほど、フィードバックするわけだね。



優れた遺伝子がプールされている家系は、すでに有利なポジションにいる。だから不利なポジションにいるやつは使えないからこそそこにいるわけで、優遇したって社会に役立つ人材になんかならない。


役立たないからこそそんなところにいるんだよ。


絞って絞って、絞り尽くした残りかすなのだ。有用なエキスはまったく残ってないだろうさ。数千年の人材の取捨選択に、逆らうほうが効率わるいだろうがよ


先祖が夢破れ、家賃払えず地方へ落ち延びたやつが雇用もない不利な地域に居住してんだろ?そんなご先祖もってるやつに優秀な遺伝子のっかってるわけないっつーの。そんなやつに下駄はかせても無駄無駄!


次!


社会で渇望される貴重なノウハウを取り揃えた人(会社)は、物を買おうとしたり働かせてもらおうとしたりと、いろいろな人が利用しにやってきます。北朝鮮みたいなところですらね。


やつら(北朝鮮の消費者)は、払う金がないから、物をかえないではないか。だから起業しても無駄では。と思うかもしれません。


でも、そんなことはありません。払うものは現金じゃないとダメなんてきまりはないからです。



土地持ってたらそれをくれます。


体ひとつしかなかったら”お宅の商品をください、そのぶんだけはたらいて返します”といます。


働けない女の子だったら・・・(これ以上はいいますまい)。


とにかくそういうことです、人間は、買えば何かしらの対価を売り手に払います。そうすると売れる商品をもっている(作れる)人のもとには、そういった物品がたまってきます。これが地主やブルジョアや諸侯とよばれる”持てる者”たちです。諸侯はただ略奪してるわけではなく安全保障(他国や盗賊からの)というサービスを売って対価として税をいただいていますから、セコムと見たいな業者の一種といえるでしょう。


○商品の代価に土地を提供してくれれば地主になります、
○労働力ならばブルジョアになります。
○女の子の肉体を提供してもらえれば(中世アラブや戦国時代のような)ハレムの主になります。


たとえ話をします


もし、自分ひとりで労働力が足りてる自作農家がいたとします。世間は不景気で農地不足だが豊作であり、人材過剰だとします。そこに乞食同然の男がきて、あなたに、”俺は困ってる。何でもいいから手伝わせてくれ、そのかわりに給料として食料をくれ・・そのかわり贅沢はいわねえ、食える分をくれたら文句はない”といってきたとします。本来なら畑仕事は一人で事足りるのですから自作農氏ははた迷惑だと思います。彼が食い詰め氏を雇おうとすると、それだけ自分の食い扶持を彼に裂かねばならないので、彼への賃金をなるべく低く抑えないと自分がやっていけません。


さあ、”親切心でかれをやとおうと思ってる自作農氏が、人件費を押さえ込もうとしている”極悪人で、食い詰め氏をさしおいて、一方的に批判されるべきですか?賃金を買い叩かれているが、もっと高望みするとしたら収入がゼロで野垂れ死にする食い詰め氏はかわいそうな人だと単純に割り切れますか?食い詰め氏自身に、自分がこうなった責任はないんですか?


これが小作人と地主の関係です。キャノンの御手洗やトヨタ社長も自作農氏(地主)と同じです。自作農氏と同様、安い賃金だろうがそのままだと失業してしまう人をやとおうとしているわけで、一方的に悪口言われる筋合いはありません。会社でいう生産できるノウハウが、農民でいう耕作地にあたります。


また、食い詰め氏がもし農業を極めるべき(遺伝子をもつ)人材だったなら、先祖は土地を獲得できたはずです。優秀な農民として勇名をはせ、農場経営は黒字続きで余裕があるはずですので農場を手放す事なんてなかったはずです。


つまりその人のスタートラインの条件が有利不利があるのは、すべて社会がわるいのではなく、当人にもそれなりの責任や理由があるということです。


ある程度自分の努力と、自分のDNAにのっかっている資質と、その資質を他人がどう評価してくれるか、その資質や努力を社会がどうふるいにかけるか・・ということがパラメーターにはいるのです。それがほとんどで、社会システムの影響なんてのは微々たるもんでしょう。


社会主義と資本主義と神官政治で、出世する人間にそう大差はないのがその証拠です。やっぱり要領よくて賢いやつは資本主義だろうとポルポト政治だろうと上にのぼってます。



話がかわりますが、資本家を憎みながら資本家と同じ境遇を狙っているサヨ心理を説明します。


前提 起業して社長に出世する甲斐性も根性もない


=でも社長になりたい、人の上に立ちたい


=労働者からすいとっている資本家をぶちたおしたい


=資本家をぶち倒しておれが変わりにその座におさまって富を吸い取りたい

ここで普通の人は突っ込みます
=おまえだって同じ資本家思考の人間じゃねえか!


=あら、ばれたか、でもしらばっくれてだまって馬鹿を啓蒙してようっと


サヨたちが資本家を憎むのはとキャラがかぶるので邪魔だからです。証拠に、労働者と資本家は互いが互いを”いなくなれ!”なんて思ったりはしていません。相互依存関係をもってますので相手がいなくなると自分もこまることがわかっているからです、ですがサヨと資本家は、”労働者のふんどしで労せずに食っていきたい”という同じ目的をもった同業者同士ですから、相手が邪魔になります。一種の同属嫌悪です。




サヨ思考というのは、学校が火事になることを望む怠惰学生と根はおなじです。


立身出世やトップのポジションにつくにはどうしたらいいか?


企業家、発明家=努力や工夫をする、責任やリスクをおう。出発地点が不平等な既存の体制で出世をめざす。


革命夢想家(サヨク)=責任とかリスクとか、努力とかそういうめんどうできついのは嫌い。だけど果実はほしい=既存の体制ひっくりかえして競争のやり直しを願う、(今まで人びとが蓄積した努力がおじゃんになり、蓄積した人としなかった人とでスタートラインが同じになる事をねらう)


要は、サヨ思考というのは”リセットボタンを押しなおせ!!”という主張のことである。


だが、こんな性根のやつは何度リセットを押したとて、成功できるわけが無い。まけるたんびに、”差がつきすぎたからリセットもういっかい押せ”とわめくが、聞き入れる必要は無い。


若者がこれを悟ると、つき物が取れたように晴れやかな心持ちになり、以後、有用な分野にまい進できるようになる。


だから、社会はむやみにリセット主義のサヨ若者に同情すんな。