学校の変容と私のなかの無力さについて

=りんく

こめんと


# てそえうて
『>ところで、やはりこの本のなかで稲葉は、マルクス主義の考え方の重要な特徴であり武器であった「搾取」という概念の有効性が、今日の社会ではすでになくなってしまったと述べているのだが、その当否はともかく、これは重要な指摘だと思う。

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たしかに搾取ってアジ文句は近年有効じゃなくなってしまいましたな。今の若い人は、ネットやら高学歴化やらで、バカで世間知らずの全共闘世代にくらべて、はるかにおりこうさんになってしまいましたから。変な世迷いごとには、だまされなくなってきたんでしょうね。サヨクにとっては稼ぎにくい世の中ですな。


ですから、昔の人は本当にサクシュされてたけど、俺たちサヨクががんばったんで、今は問題が解決したってことじゃあないですよね。これって・・』 (2007/02/16 01:05)

# 寸劇 『>ところが、いま明らかになってきてるのは、貧しいものや力を持たない者というのは、それはほんとうに「奪われてる」からそうなってるのか、ということである。稲葉が例にあげているのは、非常に貧しい国の人たちのことで、まず「人的資源」(つまり教育)をそこに投入しなければ、その人たちは「搾取」の対象にすらならない、ということなのだが、これは先進諸国の社会にもあてはまる状況ではないかと思う。

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弱者>おれたちを下手に教育させちゃうと、中途半端に利用価値がついちゃって、シホンカどもにサクシュされちゃうから、かえって損だよ、だから、おれたちをバカなままでいさせてぇーーーん


委員会>はいはい、判ったよ。(ドキュソ地帯の教育予算をばっさり)
しめしめ、これで予算を口うるさい親がいる上流地域に配分できるお


ドキュンたち>これで、おれたち明日から勉強しなくてずむぞ
ようし、明日は駅前でカツアゲだぁ!!


はよ気づけ 格差の拡大 自業自得』 (2007/02/16 01:12)

# じゅ 『ドイツに住んでたマルクスって頭のおかしいオッサンが考えた思想を 帝政ロシア農奴がオナニーに利用した妄想だったんだよ。共産党の支持率って実質1〜2%台なんでしょ? 非合法でもないそんな立派な政党がなんでこんなカルトみたいな数字なの? とどのつまり、共産主義者は何をしたいのかさっぱりわかりません。。北朝鮮みたいになりたいのでしょうか。
http://namahage.dip.jp/public/2ch_s/217/1087915286』 (2007/02/16 05:32)


# もんも 『

>現在、体制を変えていく方法として考えられているもののなかで、有力なもののひとつは「離脱」ということだろう。市場経済とか、学校教育とか、そういう既存のシステムから離脱していくことによって、それらを空洞化させ解体につなげる、というような。

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努力も根性も才能もないんで既存の社会からはみだして、でも人のうえにたちたいっていう虚栄心だけはあって、”おれを受け入れてくれるサルねえかなー”なんて彷徨って、”ああ、自分でオリジナルのサル山つくってボス猿におさまっちゃえばいいんじゃね?”。。なんて夢見てる、あきらめの悪い連中が世の中にはいます。仮に山師とよんでおきます。


こういう連中にとっては、”既存の体制はどこかが間違っていて、なにかまったく違うコミュニティーを、新たに作る必要がある”、”それらを作る場所や、そこのボスに納まる人は、いままでとはまったく異なるタイプで無ければならない”などという理屈が、まことに好都合に感じられるのです。っていうかそう思いたいがためにそういう理屈を連中が自分で勝手にこしらえて世間に撒き散らしているともいえます。


ですが、理屈に合いません。たとえば


1 まったく新しい場所・・いくら新しい土地でも、そこで仕事ができたり水が入手できたり寒暖がきびしくなかったり海賊や猛獣に襲われないなど、生存や労働に好都合でないといけません。でも、よく考えたらそんなに住むのに好都合なら、とっくに誰かがそこに住んでるはずです。住むに便利であればあるほど、地価は高く人気の土地で、古代から都市として栄えていたはずです。そこに住むには田舎以上に家賃や土地購入費をかせがなければなりません、ということはいい土地にすみたいのなら、バイトや商売や近所づきあいなど、既存の体制でがんばってゆかねばなりません。


そうでない土地は今まで人が入っていかなかった前人未踏の土地ということになります。そんなところにコミュニティーを創ったところで人は生きていけません。そこで生きていける方法を発明したのなら社会運動家や宗教家なんて止めて、会社つくってサバイバルグッズを商業ベースに乗せてくれたほうがよほど世のため人のためになります。


2 まったく新しいタイプのボス・・既存の体制で立身出世した人がダメで、体制におさまりきらないタイプの山師はOK・・ということで、乱世や変革期なら少しはあってるとおもうんですが、人は、社会が好ましい状態になったら、その状態を壊してまた一からやりなおすより、状態をキープさすことを願いますから、二世が跋扈する弊害もあろうが、ボスは既存の人で十分ということになります。


3 同様に、社会がまずまずならば、既存の体制でもかまわないということになります。これは保守で、いけないことではなく、もちろん世界中の人が保守でなければいけないことでもありません。現状がいけないのならおおいに革新になってぶっ壊すべきです。北朝鮮の人たちは既存のキム体制を甘受する保守などになるべきじゃありません。




体制から逃げて自分のボス山つくって大将になりたい。社会を支えている一般の人だって、こういう気持ちはココロの隅にすこしはもっています。ただ違うところは、逃げていずに、つらく退屈だが重要な、今の現実を受け入れているというだけです。彼らをカタギと呼びます。山師と違って根性や才能があるので既存社会で悠々と生きていけるか、山師と同じく根性なしだけど、行動力が無いか、道徳心や利他心があるのでやむなく現実を受け入れているかです。根性なしの両者については、それを行動に出してるか出してないかの違いなだけで中身はあまりかわりはありません。

夢求めてる山師にも本当は夢見たいカタギにとっても、既存システムからの離脱というささやきは魅力です。証拠に、この需要は世間にたくさん存在していて、人類発祥以来、一大産業になっています。画家だの思想家だのフォークシンガーだのといったプロの印税稼ぎは、自然に帰れだのタヒチの魅力だの戦争の無い国だの、”離脱へのそそのかし”という甘言を魔法ふりかけのごとく著作物にまぶして売上を爆発的に伸ばしています。

根性なしの山師とカタギの差は、コレを本気にするかしないかのちがいでもあります。つづきがありますが、あとにします。』 (2007/02/18 16:29)


# もんも 『

世間でうけやすいからといってただしいわけではありません。深く考えれば破綻している事がわかります。年いって正しく考えることが出来れば脱却できますし、幼少のころから賢い人なら最初から相手にしていません。

賢くなくてだまされていた人でも、現実に触れれば、徐々にインチキだと判って、迷妄から抜けようとあがきます。ですが教祖様はそんなことされると檀家を離脱され、実入りが激減してしまうので、現実ってのはおっかねえ!近づくと角がはえてて食われちまうんだべ!というウソを吐き散らして、なるべく信者を現実に触れさせないように仕向けます。

しかし信者が改心したとたん、現実の目の前には、片付けなければならない膨大な負債の山が現れてしまいます。これこそが、信者たちに、また元のところにまい戻ってしまったほうが得だし楽だ・・とおもわせ、現実への復帰を妨げる壁となるのです。

これは、今まで見えてなかったものです。最初から現実に生きてきた一般人でしたら日ごろからちょこちょこと対処していますので山はあまりのこっていません。ずっと迷妄にとらわれていたひとは、何も対処していなかったため醒めたとたんに、膨大な要処理堆積物を目にします。

確かに、いまさらこの堆積物を全部払いのけるのは損です。なにもせず舞い戻って酔いつづけたまま死を迎えるほうが幸せかもしれません。払いのけたとしても、そのあとの人生は残りわずかかもしれません。

だからこそ、人生の残りが多い、若いうちに、絶対に目覚めるべきだとおもうのです。

昔、悪い大人にだまされたと思ってサヨクやシュウキョウにはいったのなら、今、悪いオトナにだまされて脱左翼や脱宗教してもいいじゃあないですか。昔の自分よりも今の自分のほうが成長して賢明になったとおもっているなら、左翼をえらぶより、脱サヨクをえらぶ自分のほうが絶対に賢いはずですから、サヨクよりは脱サヨクのほうがより正しいということになりますよ。

たとえば子供のころはUFOとか宇宙人の誘拐とかを信じてましたが、学生のころはもう信じてなかったでしょ?サヨクをUFO、子供のころを学生時代とかんがえれば中身は同じですよ。』 (2007/02/18 18:10)

# もんも 『

それと、脱洗脳させてくれたオトナたちは、”あんたってこんな難しい文章よんだり書いたりできるくらいなんだから、頭はホンとはいいんだからさ。絶対、まともな世界でちゃんとやっていけるよ・・”っていって来ると思います。ですが、

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これって社交辞令ですから絶対に本気にしないでください!!!

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これって、その人に、どこにも誉めるとこが見当たらないので無理やり誉めるところ見つけてるだけですから!

難しいホンをよんだり理屈をとなえたりして、自分がなんとなく利口になったふうに思うのって
うぬぼれやすいバカってことですから。全然利口の証拠にはなりません。利巧だったらそんなふうにはおもってません。





虚構を信じそれに対し薀蓄をたれる力と、現実を対処し分析する能力は全然別のものです。
っていうか次元が違います。前者はカスで後者のレベルは段違いに高いです。

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ゲームの中でモンスター退治の英雄になって敵をたおして、ゲームマニアになって、モンスターの経験値にとやかくいって、メーカーに不満を漏らしてる仲間たちを束ねる苦労と


実際に人を困らせるHIVだのといった”現世のモンスター”を退治するために、医学部や工学部卒業して、退治する薬品や道具を開発して、それを商業ベースにのせるためMITで経営も学んで、人材も駆り集めて、資金を集めるために足を棒にして銀行やユダヤや投資家相手に営業したりプレゼンしたりして、やっと、ベンチャー会社立ち上げて社長になって潰さずに赤字でしばらくしのいで、やっと退治グッズを商業ベースにのせられて黒字になって、モンスターの力が弱まったという統計が出だして、ああおれってみんなの役に立ったな・・とおもったときには・・もう頭が白髪交じりになってるという人生を送る苦労は

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全然レベルが違いますから!!!!!

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前者は、遊びで酔っ払いながら大言壮語しながら失敗を恐れずに出来ますが、後者は、遊びや酔っ払いや、でまかせは通用せず、失敗するのはムチャ怖く、現に失敗したら想像を絶するリスクを負い、

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それでも成功したときにえる
脳にあふれるドーパミンの量や社会的報酬は、
ゲームやヘロインで達成できる脳内快感物質の量や
喜びの多さに比べたら屁みたいに少ないですから!

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それでも、現実に生きていかねばならぬのならかえって夢想にふけっていたほうが幸せな、(凡庸で無能な)人はたくさんいることでしょう。大多数の人がそうかもしれません。ボクもそうだし、ほとんどのブログ作家がそうでしょう。

今も昔も、現実で生きてたほうが得で幸せな人はほとんどいません。


ですが、これを認めた上で、なおかつ、現実に生きようと人は決心せねばならないのです。


なぜなら、たとえあなた自身がよくても、今、妻や子がいる人なら、妻子が困ってしまいますし、いない人でも、これから誰かをやしなわなければならないという責務があるからです。』 (2007/02/18 18:42)


# もんも 『

思い上がった若者は時に以下のように考える。

「自分は、そこいらにいる無能な大人と同格ではない。僕はきっと奴らよりエライやつのはずだ。だけど今の所、目に見えるその根拠はない。僕は僕を一般大衆と異なるエライやつだと思いたいけど、その根拠を得ることはできまいか。」

一方、多くの人々は、他人からエライと思われたいとか、お金が欲しいとかいう欲求を満たすために自ら努力する。

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勤勉に働いて、社会的地位を向上したり財産の蓄積をする。
しかし、これはとても努力が必要である。

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一朝一夕にはいかない。これの実現の過程には、おおむね多くの困難がある。ましてや単なる学生になど夢また夢の話だ。

ところが、実は世の中には努力せずに、俺はエライと思える裏技がある。サヨクになることだ。 そういう若者に、学校にいるサヨクセンセイが近ずいてきてささやく。「世間の大人は意識の低い馬鹿だ。君は違うはずだ。さあ、共に平和と人権のために戦おう。

そして若者は、サヨク本に接する。いかがわしいサヨク本には、世間一般の常識とかけ離れた珍奇な主張が盛り沢山だ。この珍奇さがくせ者だ。若者はまず、その珍奇さに惹かれる。そりゃそうだろう。主張は珍奇なほうが面白い。

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さらにサヨク本の内容は一般に晦渋だ。
おうおうに西欧のだれそれを口移した奇怪な用語に溢れ、
内容はひどく抽象的である。

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若者はこれも気に入る。ムツカシー本を解らないなりに読んでいると、ムツカシー本の解る思慮深い人間になったかのような気がする。おおむね、こういうサヨク本の晦渋さは、単に著者であるエリートサヨクの虚勢と文章能力の欠如の所産なのだが。

 珍奇で晦渋な主張をする先輩サヨク(と、そのOBであるインテリ文化人)を、「かっこいいなあ。ボクもああなりたいなあ。」などと若者は思う。

 やがて、若者はサヨクから吹き込まれた珍奇な主張を、あたかも自分の主張であるかのように大上段から主張するようにになる。奇をてらった世間一般の常識とかけ離れた主張をしていると、なにやら自分が世間の人間と異なる偉大な人間であるかのような気分がしてくるではないか。

 後は、他人から主張の珍奇さを指摘されたら、世間の馬鹿は俺を理解できないと嘘ぶいて優越感に浸ればいいというわけだ。もちろん優越感に浸ろうと必死で懸命に努力するこの有り様は、劣等感の裏返しにすぎない。

http://www9.big.or.jp/~cumy/sayoku/nini_04.shtml
左翼がサヨクにさよく時 2.4 若者はいかにサヨクとなるか』 (2007/02/18 18:56)


# もんも 『

>なぜなら、たとえあなた自身がよくても、今、妻や子がいる人なら、妻子が困ってしまいますし、いない人でも、これから誰かをやしなわなければならないという責務があるからです。』

じぶんがサヨクやカルトや夢想家のままでいたならこういった責務が達成できません。だからたとえ本人にとって割に合わぬ道だとわかっていても現実にもどらねばならないのです。』 (2007/02/18 18:58)


# もんも 『

ですから、既存のタイセイでがんばることから逃げている、(あるいは、がんばってもダメだった)”山師”にとって既存のタイセイを否定し、新しいものの構築を促すような

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”有力なもののひとつは「離脱」ということだろう。
市場経済とか、学校教育とか、そういう既存のシステムから
離脱していくことによって、それらを空洞化させ解体につなげる”

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なーんていう破壊的な理論はよだれを流さんばかりに甘美なわけです。おそらく、この言葉をおかずに、オナニーを千回ぐらいぶっこけるくらいなのでしょう。根本から間違っていますが・・

残念ながら、既存のシステムは、空洞化させてポンコツにしてしまえるほどに役に立たないものではありません。

十分に使用に耐えるもので、教育や労働問題を改良したいなら、なにもまったく新しいモノを構築しなくても、その既存体制の中にはいって、中から改革したほうがよほど効率的なくらいです。(これらを壊すことは、まだ新しく、じゅうぶんつかえる建物を爆破処理して新しい建物を建てるのと同じくらい非効率的です)

社会問題を憂いてる人は、ぜひともそうすべきで、トップに立つまでが面倒だとか、試験受かるまでがしんどいなどといった泣き言は、絶対に許されないはずです。(BE FREE!ササニシキだって文部大臣になったじゃないですか。)

ですから、諸問題の解決に、うだつの上がらない山師の出る幕はまったくありません。

教育改革したいのなら、暴力革命だの教育解体など夢見ずにさっさと教員免許取得して寒村のでも赴任して、その村の教育委員会のメンバーになるくらいまで出世してください。そうすればせめてその寒村の教育事情くらいは改正されます。暴力革命だの空洞化だのはどこの学校の教育も改革されません。


市場を改良したいのなら、立候補して政治家になるなり、大会社や日銀や東証の社員が勤まるくらいに勉強して、中から変えてください。間違っても、暴力革命だあー!なんて叫んで、日銀に爆弾を投げ込まないでください。そんなことしても、何も現状は変わりません。迷惑です。

ただし、北朝鮮くらいのレベルだと、キムジョンイル宮殿に寄声を発して爆弾投げこむことのほうがかえって、現状を変えることが出来るようですので、やりたいと思う方は、ぜひともお願いします。

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山師というのは、フリーのライオンみたいなものです。

群れは持っていないが、あわよくば群れの領袖になることを望んでいる。だが力がたりないために群れを奪うことができず、フリーに甘んじている。だが、既存の群れは強力なオスが支配し、なかなか奪えない。常に、オスがまだ誰も治めていない、あたらしい群れが忽然と出現し、いきなり自分のモノになる夢を見るが、実際にはそんな群れは無い。

これは、社会主義シソウカ、教団ビジネスのリーダーの姿でもあります。』 (2007/02/19 02:15)