「無力感・・」を読んで に突っ込み

発売中の雑誌『正論』に載った、さかもと未明の「無力感を乗り越える力」という短いエッセーが、たいへん考えさせられる内容だったので、それについて書いてみたい。


コメント一覧


natamaru123 natamaru123 『
そうやって国同士の枠組みをなくそうとしている人たちが、どうして一般人とホームレス小屋とをわけ隔てようとしてしているのですか?一般人もホームレスの小屋が立っている場所に自由に出入りしたく、ホームレスも一般人が居住しているところに堂々と出入りしたいのに、枠組みを率先してつくっているのはどうしてですか?国家というのもあなたがたがホームレスのために作ろうとしている枠組みと同様、自分らの安全や利益防衛のために作られる福祉機構と言うべきものではないのですか?いわば弱きもの、持たざる者を守る防犯装置のように・・・・


それなのにどうして国家という”弱者防衛機構”を目の敵にしてるのですか?おかいしじゃないですか!だったらあなたがたも、”公園内ホームレス特別区”もないがしろにしてくれないと筋があいません。おおかたの日本人は外国人犯罪者に大切な資産やかわいい妻子を蹂躙されたくないとねがって日本と外国の国境や国同士の差異を支持しています。そう、あなたがたがホームレスの家がヤンキー中学生に蹂躙されるのを危惧してるのとおなじようにね。』 (2007/09/27 15:29)

x0000000000 x0000000000 『>natamaru123さん
一点だけお伺いします。
「一般人とホームレス小屋とをわけ隔てようとしてしているのですか?」
「わけ隔て」ているというのは、「現在このようにわけ隔てられている」という事実を述べたものでしょうか?それとも、「このようにわけ隔てられるべきである」という規範を述べたものでしょうか。natamaru123さんの議論は、面白いのですが、この点で混乱しているために、何をおっしゃりたいのか分からないのです。事実か規範か、端的に述べていただければと思います。』 (2007/09/27 15:43)

natamaru123 natamaru123 『
さかもと氏が弱者に共感しているに。・ではなく、弱者に共感しているからこそ、国というものに期待をしているのです。だって、国境をなくして真っ先に職を奪われて困窮するのは技能を持たない底辺労働者ですから(強い者はそんなことぐらいでへこたれやせずすいすい世の中をわたっていけるのでユートピア的グローバル思想になびきやすいが弱者はそうではない。ドイツ共産党やリベラル支持者は大概は背伸びインテリや経済に明るい冒険主義者で、ヒトラーニクソンを支持したのは金持ちではなく中低の労働者というのをわすれてはいけません)国というのは勝手に貨幣価値をつくったり人の人命や自由をうばったりといったヤクザやカルト宗教団体がやったら死刑になるようなことでも許されているので、所得再配分をもっとも強力に行うことが出来る機構です。逆にいえばそういうアコギなことをゆるされている組織でないとと弱者への所得再配分はできないということです。たいていの人は勝手で自分のことででせいいっぱいですから温情のみでひとに施しなんてしようとはしません。強制的な徴税や防犯取締で縛らないとだれひとりとして人に役立つ財を寄進してはくれないからです。(だからといって、じゃあ、ある組織がアコギなことをしていたら、それは所得再配分をしている組織だ。。というわけではありません対偶じゃないですから)

というわけでさかもと氏が弱者を憂慮しているからこそ、日本とそうでない国との分け隔てに愛着を感じるというわけです。あなた方がホームレステントと外界が分けへだれられているのを見ると安心するようにね。』 (2007/09/27 15:43)

x0000000000 x0000000000 『僕の答えは明確です。「国家は再分配機構以外をやるな!」です。逆に言うと、(Arisanさんも再三おっしゃってますが)「小さな政府/大きな政府」という分け方は、その意味において意味をなしません。』 (2007/09/27 15:48)

natamaru123 natamaru123 『>事実か規範か?

どちらでもありません。


アリさん氏のような、”弱者救済標榜者”(サヨクというと語弊があるので)は、国と国とではグローバルグローバル言うくせにこと生野のホームレステント地区にかんしては全然グローバルを認めてないのはおかしいんではないんかい・・ということです。もし地球の全地域でグローバルでなければならないのなら、大阪府の職員がホームレス区域に入っていくのも自由でなければならないはずです。”中国の人が自分の住んでるところでは貧しい暮らししかできないとおもったら日本にきて自由に働く、これのどこがいけないのだ、温暖で快適な地域を日本国籍所有者だけが占有してるなんておこがましいのではないか?外国人が、日本列島という場所で何をしようが自由じゃないか、全世界に平等に列島の使用をゆるされるべきだ!”というのがグローバル主義者の意見であるなら、同時に、ホームレスたちに対してもそう思わねばならないはずです。公園という温暖で交通の便がよく誰しも快適だと感じる場所を、どうして住所をもってないという理由だけで占拠することが許されてるのだ?一般市民だって芝生で寝転びたい、恋人とデートする場に使いたい、大阪府職員や警察官だって自由に立ち入って治安状況をチェックしようが勝手じゃあないか・・・・ということになります


ホームレステント村()の住所)は、ホームレスにとって最低必要な生活基盤である。これがなければ生活できぬ、一般市民にとっての個人の敷地みたいなものだ!と主張するむきもあるでしょう。ですがこの論理もおかしいです。国家というものは国際社会のなかでの個人の敷地みたいなものと考えれば、国家の枠組みを壊すことは家主が個人の敷地から他人を排除する権利を認めないということに等しいからです。ホームレステント地域が自治権宣言でもして、大阪市職員や一般市民が入ることを制限した場合、それは、国家と呼ばれるものとどこが違うのでしょうか?』 (2007/09/27 16:02)

natamaru123 natamaru123 『
国とは何か?


それは、
サヨク活動家にとっての
生野公園ホームレス地区のようなものだ。』 (2007/09/27 16:19)


Arisan Arisan 『>x0000000000さん。

コメントありがとうございます。
最初のコメントに関してですが、まったく同感です。さかもとさんに共感のようなものを(ぼくは)覚えながらも、最終的にそこだけが分からない。もしかすると、ご本人も分かっておられないのかも知れない、とまで思います。
この雑誌「正論」のなかに西部邁氏の論考が載っていて、市場原理主義に対する保守主義者の物言いとして、理解もできるし、その部分に限れば基本的にほとんど意見の相違がないようにさえ思います。ただ、彼が市場原理主義に抗して保守しようとするものが、「国」にとどまっているということ、まさにその点だけが分からんのです。
新自由主義だけを問題にするなら、ぼく自身は、自分を「世界(連邦)保守主義者」と自称してもいい気がします(笑)。

>natamaruさん。

生野と西成を勘違いしてない?
地理をよく勉強してから投稿しましょうね。』 (2007/09/27 17:59)


natamaru123 natamaru123 『
>彼が市場原理主義に抗して保守しようとするものが、「国」にとどまっているということ、まさにその点だけが分からんのです。


だーーかーーーらーーーー。西部は心の底から弱者をたすけたいと思っていて、今の国家はその機能が不十分だと思っていて、他にもっといい弱者救済法があったらそっちのほうがのぞましいて思ってるけど、国家や市場以外の他の方法たとえばヤマギシ農場だの宗教コミューンだの社会主義だのが全部失敗していて、現実的に考えていまのところちゃんと弱者に対して資産配分することに成功してるのは国という組織しかないから、はたから見れば”国から思考が出て行ってない”ようにみえるってだけでしょ。西部は若いときサヨクだっただけあってちょっと書生っぽさがあるけど、だけどバカサヨなんかよりもよほど現実的なのですよ。』 (2007/09/27 18:29)


Arisan Arisan 『natamaruさん。

>国家というものは国際社会のなかでの個人の敷地みたいなものと考えれば

考えられるか?』 (2007/09/27 20:56)

Arisan Arisan 『単純な話、社会的な空間を占有、占拠してるのは行政や資本の側であって、野宿の人はそこから追い出されてまず公園の一隅という辺境(公的空間でありながら)に追い込まれ、次にそこからも排除された。ぼくは、こういう見方なんだよね。
そもそも最初の、行政や資本による社会からの排除が、憲法上からも、それ以上の倫理的な理由からも、批判されるべきものだ。こういうふうに思います。

それから、かりに「テント村」が「自治権宣言」したって、ただちに「国」と同一とはみなせないでしょう。どこの国が承認しますか?支離滅裂なアナロジーで混乱させるのはやめなさい。』 (2007/09/27 22:10)


natamaru123 natamaru123 『
>考えられるか?

十分考えられます。っていうか、他の国々(すなわち国際社会)からある地域を個人の敷地さながらのように扱ってもらうことこそ国として存立するゆえんであるからです。


○他人から見た個人の敷地
個人の敷地は他人が干渉することを制限されています、たとえば。。
個人の所有地の垣根から中へは赤の他人が勝手にはいることができません。
勝手に入れば家主は排除するためには多少手荒な真似をすることを許されています
(猛犬の飼育、お前はそこでなにやってんだなどの恫喝、尖った垣根の張り巡らし等)

でも、自分の土地でもない、そこらへんの空き地で同じことをやったとしたらおまわりさんにしょっ引かれます。


○他国から見た国家の場合
国家は他国の人間が勝手に入ってその国の資産やサービスを使ったり行政にあれこれ文句をいったりすることを制限されています(”自国民”の概念を無制限に広げてしまったら破綻してしまうため)もし干渉をうけたら治安機構による国外追放、国防軍による戦争、違法船への体当たり等、多少の手荒な真似をすることや、またそれらを行使するために軍隊や警察などの機関を持つことを国際社会から認められています。

でも、どこの国からも承認されていない他の国の国土内でこれをやったとしたら内乱とみなされ当国や多国籍軍に排除されるのは敷地と同じです。


どうです?同じでしょ?個人の他人からの不干渉権っていうのは自由社会のキモなわけであって、これをみとめないとコルホーズだのヤマギシだのみたいにズタズタになっちゃうんですよ。他人の不干渉ってことは他人は別の他人の持ち物は自由に使えないってこと。すなわち”人Aは自分の財産に対しては自由をゆるされるが、他人Bの財産に対しては不自由だ”ってことをいみするわけですから、他人Bの財産は、その持ち主Bからは自由ってことを意味するわけです。AやBなどのめいめいの人間が他人に奪われたり勝手に使われることなく己の資産を自由に使えるというのは、具体的は、勝手に奪ったり使おうとする不埒な奴をお上が暴力で懲らしめてくれることが出来ている社会に自分が安心して住めているということを意味するわけです。こういった相互が承認したものを相互が遵守することが、自由社会へ参画したい人へ課された算入条件なわけです。っていうかこれ以外の社会はいまだかつてどれ一つとして成功したためしがないので、”自由”をとりはずして”社会”そのものといってよいでしょう。イエスマホメットじゃありもしない、おまえがそれを唯一のものだと勝手に決めるな!とお怒りになるかもしれませんが、事実としてこれ以外に存続に成功している社会システムは存在していないので、僕は自分がそう思ってる思っていないにかかわりなく、”唯一のもの”だと現状の報告をしているに過ぎませんのであしからず・・・・・』 (2007/09/28 00:31)


Arisan Arisan 『なるほど、意味が分かりました。
それで、ホームレスのテントを、「個人の敷地」のようなものであると考えるなら、それは「国家」と同じではないか(だから、「グローバル主義者」のぼくが、「ホームレスのテント」の独立性(他者排除性)だけを認めるのはおかしい)。
そういう論理だね。


まず、テントを「個人の敷地」と同様のものとは考えません。それは難民が乗った船みたいなものでしょう。もちろん、今の世界では、それも国際的な法秩序のなかで扱われるだろうけど、これは実際の社会の法的な秩序よりも上位にあるルールによって守られるべきだと思う。
そして、ぼくが考える「グローバル」や「国家」も、そういうもの(上位のルール)に関係してます。』 (2007/09/28 01:48)



Arisan Arisan 『そう。難民だと思うんですよね。法的なルールが適用されず、例外状態に置かれてる人たち、というふうに考えます。
上に書いたとおり、占拠してるわけじゃなくて、逆にその場所に追い込まれてる、排除されてるってことだと思う。』 (2007/09/28 02:54)

Arisan Arisan 『あ、「ホームレス」の人の話ね。』 (2007/09/28 02:55)

natamaru123 natamaru123 『
>ホームレスのテントを、「個人の敷地」のようなものであると考えるなら、それは「国家」と同じではないか(だから、「グローバル主義者」のぼくが、「ホームレスのテント」の独立性(他者排除性)だけを認めるのはおかしい)。
そういう論理だね。


うおーーーーー!そのとおりですーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ありさんがやっと理解して下すった・・・辛抱強く説明してきた甲斐がありましたな。まさにそのとおりです。



まず、テントを「個人の敷地」と同様のものとは考えません。それは難民が乗った船みたいなものでしょう。


こういう意見を聞くと、じゃあ、難民と普通の人の区別って何?って思うんですよね。同じじゃないかと、ごく一般の人だって、浮世の海を吹けば飛ぶような船であぶなっかしくをこいでいる難民も同然なんじゃないかと・・哲学的、究極的に考えれば難民も一般人も区別はつかないと思います。だから一般人にとっての我が家とか妻子とか職とか財産とかいった排他的領域は難民(ホームレス)にとってのテント村と全く同様の、最低でも譲れない”生命維持ライン”であって、それの防衛に多少のアコギさが了承されているといいう限りにおえては全く同質のものであるとおもうのですよね。』 (2007/09/28 03:42)


natamaru123 natamaru123 『付け加えます

排他的領域は難民(ホームレス)にとってのテント村と全く同様の、
=排他的領域は難民にとっての救命ボートやホームレスにとってのテント村と全く同様の・・・・』 (2007/09/28 03:45)

natamaru123 natamaru123 『
現実主義者や保守主義者は平等主義者を見て”平均所得レベルの一般人やわずかな資産を持ってる庶民に対しては、弱者のために持ってるものを譲れと強要するが、いざ難民やホームレスや途上国住民のような持たざる者(っていうかほんのわずかしかもってない者)に対しては、己の財産権を死守することにはむちゃくちゃ大甘なのがヘンに見えるんですよ。ダブスタだし、それを認めたら、弱者でない者が”弱者宣言”すれば、”弱者じゃない”と勝手にレッテルした”本当の弱者”から資産をせしめることが道徳上にも法律上にもなんのおとがめもなく出来ちゃうんでないかい。それって危なくないかい?って危惧してんですよ。力関係もこっちのほうが上ですから(相手は弱者で自分は強いのだから)技術的にも奪取は容易だしね。っていうか歴々の共産主義とかカルト組織って、全部こういう隠れ蓑つかってうまいこと無知な大衆を手玉にとって肥え太ってきたってのが実情ですしね。だったらなおさらこういう思想にたいして警戒の手をゆるめるなって思うんですよね。保守の保守たる所以ですが、スカッとするドラスティックな革新を好む中二病者にとってはこういう精神って自分を妨害してるようでうざいって感じるのが常なんですよね。』 (2007/09/28 04:05)


natamaru123 natamaru123 『
あたたかく見守っているだけでは、彼らがどんどん過激になり


”俺の脳内共和国では人間は病気も失業せず300歳まで楽しく健康に生きているのに、今の政府はそれよりも230歳も庶民の寿命を縮めて失業率を5%も上昇させている。害悪なので成敗するぅううう!”


と憤って爆弾を投げつけるようなテロをおこすことを防げませんが何か?だから”わかっている大人”たちは手間を厭うことなく執拗に彼ら青二才たちを説得しないといけないと思いますが何か?』 (2007/09/28 14:05)


Arisan Arisan 『>西部は心の底から弱者をたすけたいと思っていて

natamaruさん、西部さんのことはいいけど、あなた自身は「弱者を助ける」ということについては、どう思ってるの?
あなたの話は、いつもそこがよく見えないんだよね。


ちなみに、ぼくの場合は「弱者を助ける」ということが第一の目的というわけじゃないですよ。ただ、だれか他人が「弱者」と呼ばれるような立場になったことで生存が否定されるような世界には生きたくないという、一種のエゴイズムがあるのと、自分と他人との関わりの問題としても、「弱者救済」をある程度言っていかないと、どこか欺瞞が残るような気がする。そんな感じかな。』 (2007/09/28 15:26)


natamaru123 natamaru123 『へえ、言ってるだけなんだ・・・・どうしてあなたの口からは”「弱者救済」の行動をある程度実際に実行していないと、どこか欺瞞が残るような気がする。そんな感じかな。”って言葉が出てこないのですか?



>あなた自身は「弱者を助ける」ということについては、どう思ってるの?


僕も同じように弱者をどうにかしてあげたいと思ってますよ。


僕については、ありさん氏のいう弱者は本当の弱者ではなく、”弱者と標榜することによって社会での重要な責任を逃れて生活に余裕をひねり出せている一種の既得権者”とおもってます。また、ありさん氏のような平等標榜主義者は弱者を弱者から脱出させられず、かえって弱者を弱者のままでいさせてしまったり、新たな弱者をつくりだしてしまうと思うので、弱者を助けたいがゆえに氏の意見に反対していますがね。


それに、”人力で解決可能な人災”と”世の中の不可避な必然”とは別ですからね。後者を前者と誤解してしまうと、甚大な労力をかけても永遠に解決が不能となってしまって、そのエネルギーを他の解決可能である問題への対策費としたほうがよほど良かったってことになって、結果的には善行の妨げになってしまいます。これも防がねばならないため、僕は氏の意見に反対をしております。』 (2007/09/28 16:50)


natamaru123 natamaru123 『
>ただ、だれか他人が「弱者」と呼ばれるような立場になったことで生存が否定されるような世界には生きたくないという、


これってわがままじゃないの?。だったら他人も自分も快適に生きられるよう世の中をカスタマイズすることに汗を流しゃいいじゃないですか。それしてます?


やってないのなら、どうして最初のとっかっかりすらやろうとすらせず厭世的になってんの?やってだめだったらしょうがないけど、やってないでしょ?逃れるまえにまずやろうとしなくちゃおかしでしょ_?


氏の意見は、一見、他者をいたわってるようにみえるが、”他者が生きにくいのを見てると自分が不快だ”ってことで、結局自分が快適に思わない世の中は厭だという、きわめて自己中心的思考にことにほかなりません。どうして不快ならその不快さを除去しようとせずに生きたくないってなっちゃうの?それって努力の放棄と違いますか?


自分の都合にいいように世の中が出来てるわけないよ。誰だって生きたくないよ。でも、全く違う世の中にワープなんぞできないって覚悟きめてるからみんなつべこべいわずに現状をちょとでも改革しようとリアクションしてんじゃないのさ。あなたは口では偉そうなことをほざいていながら、その”こつこつがんばってる庶民”以下なんだよ。』 (2007/09/28 17:44)


Arisan Arisan 『「世の中の不可避な必然」って、なんですか?
「こつこつがんばってる庶民」が、それだけでは生きられなくなる社会のあり方を是認するって、ことかな。あなたが言ってることは、結局そういうふうにしか聞こえないのですよ。』 (2007/09/28 20:43)


natamaru123 natamaru123 『

幼稚な人やあかちゃんでもわかるような説明

○世の中の不可避(解決不能)な必然=たとえば、中国にすずめがある程度の数で存在していてある程度の割合の農作物を食い荒らすこと。何千年にもわたってその状態が続いてること。


○ 後者を前者(解決可能な問題)と誤解してしまうと・・・=スズメがいなくなれば農作物の取れ高が増えるので、人民が楽にくらせるためにはスズメを殺せばよいと考えること。中国人が今までそうしなかったのは歴代の為政者の怠慢(人災)であったと思うこと。今度の主席さまは仁政をするお方、専制君主とは一味違うぜ、だから言うことをきこうかしら・・・と人民が思うこと。


○甚大な労力をかけても永遠に解決が不能となってしまって・・・=農民を食糧生産からとおざけて莫大なマンパワーを使ってわずかながらスズメを退治することに成功したが、自然のバランスをくずして収穫は増大、いや現状維持すらできず激減。餓死者続出。


○そのエネルギーを他の解決可能である問題への対策費としたほうがよほど良かったってことになって、=農民のスズメ退治の労力を単純に農業生産にふりわけたほうが手っ取り早く収穫を上げることが出来たのでは???


○ 結果的には善行の妨げになってしまいます。=主席は農民を楽にしたいと願っていたとしても、結果的には農民を苦しめてしまったので、農民を楽にしたい気持ちはとぼしいのだとレッテルせざるをえない、自然のしくみを理解して中止を提言した閣僚のほうが、農民を思う気持ちが上だったとみなすしかない。農民を楽させたいというココロがほんとうにあるのなら、労をいとわずちゃんと科学を勉強してこの政策が農民にプラスになるかどうかチェックせねば気がすまないはずだもの・・・・それをおこたってるんだから毛沢東は口では人民のためといってるが実は民を真剣にうれいてなかったんだろうと・・・


○。これも防がねばならないため、僕は氏の意見に反対をしております。=こんなバカはトップに置いておくべきではないと思って”私は主席の意見に反対しております”と周恩来がアピールすること。』 (2007/09/28 21:33)


natamaru123 natamaru123 『周恩来がアピールすること。=周恩来が勇気を出して主席や江青らに進言すること と言い換えたほうがエレガントかな?』 (2007/09/28 21:35)


natamaru123 natamaru123 『
>こつこつがんばってる庶民」が、それだけでは生きられなくなる社会のあり方を是認するって、ことかな。


全然違います。むしろ逆です。こつこつがんばってる庶民がバカを見ることがないような世の中にしたい、そんな世の中になることを防止すべきだということです。で、現在の社会がまさに”こつこつがんばっていれいちおうは生きていける社会”となっておりますのでそれを必死で守らにゃいかんということです。異論はありましょうが、ココまで優遇させておいてなおかつ生きていけないのは、ぶっちゃけ当人にこつこつさや工夫が足りないとしかみなせません。



日本のレベルでまだダメだというのなら世界中さがしても満足に住めるところなどありやしません。スウェーデンだって寒いですよ?ロシアなんてもう・・


寒いけどあんがいGNP高いではないか。だから住みやすいところにちがいないなんて思ったら大甘ですよ。寒いからこそ防寒用の産業を肥大化させねばならず見かけよりGDP が肥大化してるのです。暖房代を差し引けば自由に使える家計はタイと同じくらいなんじゃないですか?そして温暖地域なら本来は必要が無い、暖房に従事する職業を差し引けば失業率も途上国と同じくらいになるかもね。他国には必要ない”目に見えない余計な負担”がスウェーデン人らを圧迫してんですよ。おわかり?


で、どういう社会が庶民がバカを見る社会かというと、お上が民を思っておせっかいにもスズメを退治しようとけしかけて農民が大量に餓死したり、お上がベーシックインカムを実施して、みんなもらい得と考えて、モラルハザードがおこり競って公共資産を食いつぶす一方で誰も公共に財を蓄積させようとせず経済が破綻してまじめなサラリーマンが首くくったりする社会のことです。こんな社会にして名も無き庶民を苦しませないためにも、こういうことをやろうとしているやからには厳しく対処せねばなりませんな。』 (2007/09/28 23:06)


Arisan 『


>これってわがままじゃないの?。だったら他人も自分も快適に生きられるよう世の中をカスタマイズすることに汗を流しゃいいじゃないですか。それしてます?


文末の質問だけど、あなたにそう聞かれると「してます」と答えるしかないわなあ。
実際、あなたの書き込みにこうやって反論のレスを、時々であっても書くだけでも、少しは世の中のためになってると思うし。まあその意味では、あなたの書き込みも間接的に「世の役に立ってる」ということだけどね。


ただ、主観的には全然やってないに等しいと思ってます。それは、ぼくから見て「すごくやってる」と思う人たちが確実に居るからで、その判断基準が、たぶんあなたとは正反対なんだろうね。


まあ、それはそれとして、あなたが考える世の中をよくして人を救う方法というのは、結局、市場に制限を加えず活性化させることで国(社会)全体の生産性をあげ、また大きな企業に儲けてもらうことで「人を救う」ための科学技術も向上させようと、そういうことでしょう。そのための努力や工夫をすることが、つまり「人を救う」最善で唯一の道であると、こういう考えですね。


ぼくから見ると、「それって、現状の社会の仕組みを変えないですませるための自己欺瞞の考えだ」というふうになるんだけど、まあそれならそれで、あなたはそういう方向で努力してもらえればいいわけですよ。


ただ、ぼくの考えは、これはあなたも認めるだろうけど、あなたの言う方法でどれだけ「改革」や「発展」の努力を続けて、全体の富のパイが拡大したとしても (これ自体、信仰としか思えない考えだけど)、そこから零れ落ちて死んでいく人の数は減らない、むしろ率として増えていくんじゃないか、と思ってるわけです。仮に減ったとしても、無くなることは絶対にない。これは同意見でしょう。
ぼくは、この「零れ落ちる」人たちを何とかする方に、そのための社会改革に関心があるわけですよ。


だから、ぼくの関心の方向と、あなたの努力や関心の方向とは、本来ぶつかり合わないはずなんだけど、あんたはどうしてもぶつかってきたいみたいだね。
まあいいや。


>僕も同じように弱者をどうにかしてあげたいと思ってますよ。


これ、思わない方がマシでしょう。
「何とかしてあげたいと思って植民地にしてやった」とか言う人たちと同じ物言いだね。

あ、同じ人か。』 (2007/09/29 01:57)


natamaru123 『
>全体の富のパイが拡大したとしても(これ自体、信仰としか思えない考えだけど)、そこから零れ落ちて死んでいく人の数は減らない、むしろ率として増えていくんじゃないか、と思ってるわけです。


だったらその”零れ落ちた人”が無職のままでも死ななくていいように、仕事持ってるけど給料安い人がもっと効率よくはたらいて自分だけで無くもう一人の面倒もみれるように己を成長したり、企業の開発部や大学シンクタンクが百円で一日分の栄養と健康を維持できるようなパック商品を開発できればいいのだから、自分がそこで勤められるように、徹夜研究でへたらないくらいの体力つけたり薬の性能おぼえられるように頭きたえたりすれば自分が弱者救済に参画したことになるんじゃないのですか?このこと自体を進歩とか発展とか将来への投資とかいって、社会を進歩させる原動力だとして皆はむきになってやろうとし、社会もそれを評価してるんじゃないのですか?彼らのどこが”現状の仕組みを変えようとしてない”のですか?変えまくりじゃないですか!!いままで一億円払わないと受けられない医療サービスが百円で受けられという状況は現状の仕組みが変わったって言わないのですか?どう考えても変化でしょ?変化させようとして、かつ、成功できてますよね?


逆に純粋的な政治的行動、たとえば、夢のような理想を夢見て革命したが成功したところで今までとかわりがないと落胆し、また理想を夢見て革命繰り返して失敗してまた落胆し。。なんて行為は前者と比較して”変わってるように見えて実は”全然変わってない、むしろ変わろうとしてるのを拒否しているきわめて保守的な状態じゃあないんですか?』 (2007/09/29 12:00)