愚かな話 への突っ込み

市場経済の拡大が無限に続くとか、生産性が永久に向上し続けるとか、科学技術の進歩の可能性は無限大だとか、その手の話をよく聞く。・・・・・


突っ込み

田仁 田仁 『そう、大を生かす為に小を殺すと、結局最終的には「(サイズ構わず)全滅への道」になるですよ!人間の分際で大小の区別など傲慢で、シンドサに付き合うのを避ける口に過ぎない。人間が何故こんなに地球にノサバッてるかって、助け合いが合理性という猿由来の「群れの本能」によるんですから。』 (2007/09/29 13:35)



Arisan Arisan 『>シンドサに付き合うのを避ける口実に過ぎない

たしかに、おっしゃる通りかもしれません。』 (2007/09/29 14:41)



natamaru123 natamaru123 『


>だから、たとえその拡大や進歩の過程から零れ落ちる人があっても・・


我々が科学や進歩を止めれば彼らが零れ落ちなくなるという保証でもあるのですか?反論したいのなら、過去に、進歩を廃止してより分配に力を注ぎ、いままで零れ落ちていた人が零れ落ちなくなった自治体や生活集団の例をあげてください。


もし”昔は進歩の余裕があったのだが今の科学はこれ以上は伸びず弊害ののほうがおおきくなり後は衰退する一方だ!”と反論するのなら、何百年のむかしから、それこそ資本主義の創生期から、創作物、たとえば預言者や手塚マンガやカッパブックスなどであいも変わらずこのような話がネタにされていて、なおかつ世の中は一向にそういうふうにはならなかったという現象について合理的な説明を加えてください。


地球危機説なんて、昔っからの講談のネタってことでしょ?ふがいない現状がぶっこわれてチャラになることを夢にて庶民はストレス解消してたってわけでしょ?どうしてオトナになってもなお、そういうメディアの送り手側の心理をまだ理解できないの?まだ中二病直してないの?』 (2007/09/29 17:28)



natamaru123 natamaru123 『わかりやすく言うと、こういうこと

事実)スズメが米を食いあらす。米が足りなくなる。よって一部の民に食料が行き渡らない。

サヨ論理とは)コスト無視
スズメを殺せば食ってたぶんが貧民に行き渡るのでは?とおもうこと(これ自体は間違ってない)、スズメを殺さないと根本的な解決にならないと思うこと。(短絡的すぎ)


現実論)コスト重視
スズメなんて殺してもきりがないのだから、スズメが食いきれないくらいにたくさん農作物をつくるほうに情熱を傾けたほうがましだと思うこと。(あっているかどうかわからないが、とりあえずは失敗はしない、様子見ができる、一見無策にみえるが堅実)』 (2007/09/29 17:38)


natamaru123 natamaru123 『スズメの食害=失業や公害などの社会問題

スズメ退治=それを解決するための情熱の傾注(分配の工夫)、


食いきれないほど食料つくること=生産の拡大により社会問題の自然解決を狙うという自由主義的考え方

どう、おわかりになりましたか?』 (2007/09/29 17:43)



natamaru123 natamaru123 『
>シンドサに付き合うのをさける口実・・・

それって、貧困を救うためにはそれを解決することが必要なのだが、そのためには乗員や顧客の人命の責任を負って冷や汗をかいたり難解な定理やらをおぼえねばならないという実際的な職務の”シンドサ”に付き合うのを避ける口実に過ぎないってこと?・・つまり”おまえら人類救済しろよ”と常日頃からわめきながら自分は人類救済の責務から逃げている、文系ブンカジンの言い訳のことを批判してるのですね。』 (2007/09/29 17:49)』 (2007/09/29 17:50)





natamaru123 natamaru123 『
>「零れ落ちる」人たちを出さないように配慮しようとすれば、それは拡大や進歩の過程を阻害することとなり、かえって多くのマイナス(救われざる人々)を出すことになる。だから、「零れ落ちる人たち」が出ても仕方がない、とこうした論者は言う。>


この言葉にも自家撞着が含まれているって気がつきませんか?零れ落ちる人を出さないよう配慮したのなら、”零れ落ちる人が出て”いるのは仕方ないっていう後の定義は的外れになりますよ。


だって、仕方がないも何も、政府が零れ落ちる人を出さないように配慮し、かつ、政府がそれに成功したのなら、零れ落ちている人はこの世からいなくなって(少なくなって)いるはずですからね・・・・』 (2007/09/29 22:27)



natamaru123 natamaru123 『
だいたい、仮に、分配の体制は整えたけど、社会構成メンバーの全員が自分ひとりをまかなう分でせいいっぱいで、他人を養う分の生産ができないような社会だったら、誰が人助けを担当するの?、自分で自分の分を生産できない弱者を誰一人として助けられないじゃないのさ・・暴力的に徴収する?それじゃ、取られた人は人の助けを必要とする人に転落してしまって、その人を助けるためにまた他の人の余分な稼ぎが必要となっちゃって、結局社会で必要な人に対する扶助の必要量は減らないよ?、”だから、非生産者が生きていけるように、一人当たりの生産力を上げることは社会に必要だ!”って理屈のどこがおかしいってのさ。サヨのひとは一言目には分配すりゃすべてが解決するっていうけど、分配する物すら存在してなきゃそもそも分配することすらできないじゃないのさ。社会をささえる人の士気を阻喪させて分配の物資そのものをすりへらしたら、いくら日本が豊かだといえどたちまち北朝鮮さながらの”モノが無いのは困るってみんなわかってるんだけどやったもの損だから誰もものを作る役目を負おうとはせずモノがなんにもないというへんてこな社会”にあっとうまに転落しちゃうよ。それじゃ分配どころじゃなくなっちゃうやんけ。それでいいの_?』 (2007/09/30 01:23)


>でも、そうであっても誰かが富を独占してしまったら何にもならないわけだし、


natamaru123
結局、投球術が巧みな投手に投球の機会が独占されて、膨大な二軍選手を生み出してしまうから、野球のレベルをいくらアップさせたりメジャーリーグを組織したところで、なんにもならないわけで・・・藤川球児が球をもっともっと速くなげようとすれば、より球の遅い投手を登板から遠ざけてしまって、彼らを抑圧してしまうので、藤川はむしろちんたらした球を投げる努力をすべきであろう。フェミサヨ連中が弁解するときのように、その”なにもしない努力”とやらも、剛速球をなげるのと同じくらいの苦労が要るらしいからね。


>やっぱり「どう分けるか」の最低限の議論は不可欠だと思います。


もちろんです。だからといって分配できりゃ生産しなくてもいいんだ、いままでのように苦労なんかせず明日から家で寝転がってもいいんだ・・というわけにはいきません。乳飲み子の一日あたり必須栄養素や病気になる確率やそうなったときに治療するためのコストは今までと同じですから、それを調達する働き人の労苦もまた、今までとおなじなわけですからね。


社会の構成員が、生産を増やすための創意工夫も何もこらさず、あげくに家でねころがってなんかいれば、一年後には、格差問題なんてふっとぶくらいの貧窮がおそってくること間違いなしです。これを忘れたら議論がかみあいません。