占領と追放 に突っ込み

以前、戦時中の日本の婦人雑誌を見る機会があったが、新年号の冒頭に「ヒットラー総統の言葉」というのが載っていた。



今の世は人材はのどから手が出るほど欲しがってますが何か?今すぐに外科手術可能な方!ソフトを開発できる方!ヤンキースの打陣を押さえてくれる方!明日からでも雇ってくれること間違いなしでしょう。手術できない、打者を押さえられない、ソフトが開発できないから雇われないのですよね。ホームレスの人たちはどうしてしりごみしてる?ヤンキースの抑えや外科部長の座ににおさまらない?手術、イニング完封、ソフト開発ってのは寒風の中手の血無沙汰でぶるぶる震えてたりド田舎でろくな職が無いと嘆いているポジションよりも人を助ける善行ではないからか?いえいえ善行です。だって賃金がたかいってことは人がはやくやってもらえねば困ってしまうのでその作業にたいして高値をつけている、かつ、ワザの習得や業務に困苦が必要だったりするので人材が手薄ってこと、つまり賃金の高さは人の役に立つ度合いが高いって証拠なんだもの・・・ってことは善行をしたけりゃ素直に求人雑誌で給与が高いところに勤めればいいってことになる。ってことは自分がその職を勤められるようになればいい(技術を身に付ければいい)ってことになる。高い給料の職につけば人助けになる、自分の欲も満たせる、仕事をしたいし人助けもしたいと思ってる人がじゃあどうしてその職に就けてないの?職を全うする能力不足以外ありえないだろうと・・・唯一の例外パターンは、自分は能力あるがあえて仕事をしたくないってパターンのみだけど、そんな人いないよね、だって失業者の人って、二言目には”仕事をしたい、社会のヤクにたちたい”っていっつも言ってもんね。本人が仕事をのぞんでいるってことは、彼は絶対に企業の面接受けてるはず、それなのに現状では雇われていないってことは、面接で落ちまくっているってことだよね。失業者の中で就職雑誌で募集している職をまっとう可能な人って一人もいないってことだよね。ってことは社会で彼らを雇うことは現状では不可能だよね。彼らに用意できる職をつくることが今の社会では不可能なんだもの。可能にしたけりゃあなたがただってただ文句ばかり言ってないでスキルいらずに操縦可能な工作機械を発明したり新規ビジネス掘り当てたりして職をつくってあげたらどう?あるいは失業者のままでも何とかまっとうに生きていられるように、安上がりにハイレベルな医学処方を受けられたり快適な衣食住を提供できるよう材料工学極めてみてはいかが?』 (2007/09/28 18:47)


natamaru123 natamaru123 『
反論もあるでしょう。高給取りが即善行ではない。あくどくもうけている奴もいる!と。でも、逆をすぐ真と認めてしまうのは論理学の知識が無い証拠です。




高給取りが全員善行していない
人の害になる高給職業も、ある
だが人々に善をもたらす高給職務もある


ここで重要なのが


高給取りで人のためにならない、あるいは悪をもたらす職業もあります
高給とりでひとのためになるものもあります
低賃金で悪い職業もあります、だけど
人のやくにたつんだけど低賃金である職業は一つもない
ということです。

野球でバットをふってもホームランも空振りも両方ありますが
バットをふらないホームランは一つもないのと同じです。


人が欲しがっている業務すなわち人の役に立つ業務は、前述したように、需給関係の影響で必ず賃金が高騰します。ってことは高給取りでなければならないはずです。例外はほとんどありません。人の役に立ちたければ高給取りを目指すしか道はないし、ある人が低賃金にあえいでいる(かつ、本人が好き好んでそれをやってない)ということはその人は人の役に立つことを何一つしていない(できない)ということを意味します。』 (2007/09/28 18:57)


natamaru123 natamaru123 『
赤ひげや巨人の星は虚構の中だけのせかいです、そのひとが社会で要求されている能力を身に付けている(=社会で役に立ちたいと切に願っているのでがんばってその座をてにいれることに成功した)つまり有能な人間ならば彼は花形満ライフをおくっていなければなりません。花形満ライフはその人が有能である、あるいはそのひとが善行をしている”可能性がある”証なのです。あるスポーツマンが貧乏をかこっているということは無能だということです。営業にまわってもパトロンもつかないってことですから選手として魅力が無いってことでしょう。ベンチャービジネスやラーメン店舗の挑戦者たちも同じです。そして、庶民やホームレスたちだって例外ではないのです。我々や失業者だってその法則からのがれることはできません。人の役に立ちたいのならガンバって会社が求めている求人のイメージに自分がなるしかありません。それができてないのなら、採用者側も、あるいは社会も、彼の”人の役にたちたい!”なんて台詞は、口先だけの、いわば”一時面接用の方便”で、本当はそんなこと思ってないんだ・・・・というふうにしかみてくれません。”俺は本当に役立ちたいと思ってるんだ。でも、社会が求めてるスキルが付けられてないんだ”なんて言い訳は通用しません。心底からそうおもってるならとっくに身に付けられてるはず。それができてないのは当人がそう思ってないという証拠だ!としかうけとってくれません。この論理を認めてしまうと言ったもの勝ちを際限なく認めてしまうことにつながり社会が混乱してしまうからです。』 (2007/09/28 19:14)』 (2007/09/28 20:19)


natamaru123 natamaru123 『

>シベリアの体験があるからね、これは日本の捕虜になったなと思ったよ(p088)

後者(失業者)は社会が要求するスキルを自分が身に付けることによって防止できますが、捕虜は違いますが何か?社会だって好き好んで人材をもてあましてるわけではなく、彼に何かさせるに越したことはないと思ってますが、抑留者は完全に”戦利品”であり、ソビエト当局にとって、あますどころではなくいればいるほどお得な”高付加価値製品”ですが何か?


本人の生きようで防げて、社会だっていたところで得しない失業者と、どうあがいても防げず、ソ連にとっていたらお得な(だから手放さない)抑留者をいっしょにするような埴土で世の中を分析するとへんてこりんな結論しかでてきやしませんよ。』 (2007/09/28 21:57)

natamaru123 natamaru123 『訂正    埴土=尺度』 (2007/09/28 21:57)


natamaru123 natamaru123 『
ましてや日本の捕虜になったなんて表現するなんざ日本政府や日本経済に対して失礼です!失業者なんぞ当局が抱え込んだところで一文の得になりやしません!


” 奴らは得なんだ”とおもいたがるのは、自分は何のやくにたつこともしてないんだということをみとめたくなく、俺たちが失業でぶらぶらしてることでお上はたんまり儲かってるんだ、だから奴らはなんとか俺たちが手持ち無沙汰でいるよう誘導してんだ!・・とおもいこんで技術習得への苦労を忌避したい怠け心のゆえだわな。実際は若者がノンスキルだったところでお上や企業は得なわけがありゃしない。逆に役立つ技術どんどこ身につけてばんばん我々に雇われて、ノンスキル青年なんて一人もいなくなればいいって思ってるさね。でも、これすらも”いやいや実はそうじゃないのだ!”っておもいこみたい輩がいるんだから始末におけないわな。


たとえば、終戦直後は川の上とか洞窟に住んでるひとがいたけどどうして?お上は彼らがそんなところに住んでいることで得したことある?どうして今はいなくなっちゃったの?

住んでた理由は家賃はらわなくていいからでしょ?なんで払えないのかというと稼ぎが無いからでしょ?何でないのかというと仕事ができなかったからでしょ?すまなくていいためにはどうしたらいいのかっていうと、当時の求人広告に書いてあるとおりの技術もって就職や仕事に成功しつづけりゃいいわけでしょ?それができないから川や山にすんでたんでしょ?今はいないのは、生活が底上げされて職も得て、低コストで住宅も供給できるようになったこともあって、みんな一般住宅に移り住めたからでしょ?
失業者やホームレスの問題だってこれと同じってかんがえることは、別におかしくないよね?』 (2007/09/28 22:09)』 (2007/09/28 22:29)


tu-ta tu-ta 『natamaruさんは書きました。
「高給取りで人のためにならない、あるいは悪をもたらす職業もあります。高給とりでひとのためになるものもあります。低賃金で悪い職業もあります、だけど、人のやくにたつんだけど低賃金である職業は一つもない、ということです」
ありがとう。natamaruさん。
久しぶりに笑えました。
「低賃金の人の仕事は人の役に立ってない理論」
82cc0c』 (2007/09/29 01:16)


natamaru123 natamaru123 『じゃあ、医師や技術開発者以上に人の役に立っている低賃金の職業を列挙してください。』 (2007/09/29 02:03)


natamaru123 natamaru123 『
マザーテレサだって死ぬ寸前の患者をみとったりカンタンな看病する程度が関の山で、技術者みたいに新薬を開発して彼らを救ったり医師みたいに病気そのものを治療することはできませんよ。彼女は名前ばかりやたらと有名ですが、彼女の人類への貢献度はそこらへんの無名の町医者以下としかおもえません。』 (2007/09/29 02:07)


tu-ta tu-ta 『近年、食べ物を作る農業という仕事はお金にならない仕事の代表です。
これが人の役に立たないのなら、食べるのをやめるしかないですね。』 (2007/09/29 05:26)


natamaru123 natamaru123 『

それは、食物を作るという作業が縄文人でさえ可能なほどカンタンで(縄文人の時代に大学なんてありゃしないのだから無教養の庶民でもつくれないと実用的な農産物といえないのだからあたりまえだが)、食物の価値の多くは石油やトラクターの性能に依存してるために原料費がほとんどを占め、つくったところで低い付加価値しか産めないからです。


食べる物を作ることがそんなにありがたいのなら、モットたかい金をはらわねばならないのですが、そうしないところをみると、食糧生産のテクニックなんて民間にははいて捨てるほどあるのでしょう。だって、元総理がニートをそれにあたらせようとしたくらいですから。いくら小児外科科医が不足していても、じゃあホームレスやニートにオペさせようなんて言う総理がいたら基地外ですもんね。オペできるまでスキル実につけられるような人材がニートなんかやってるはずないもの。



隠遁者や芸能人が作物つくってることを売りにしてるくらいですから、農業というのは、しろうとでさえ、あるいは仕事ができなかったひとでさえきでてしまえる作業だという何よりの証明ですね。あたりまえといえばあたりまえで、弥生人が高度技術をマスターせねば作物つくれなかったらご先祖さまが死に絶えてるので我々がここにいるはうがありません。おおくの作物はあの時代頃からあったでしょうから、今作ってる作物のほとんど、とりわけ優れた作物といわれるものは、バカでも無気力でもつくれるようにできてんですよ。そうじゃなきゃ優れた作物っていえないもの・・・



世界中の農民が作ることを止めてしまって食料が払底し価格が高騰してしまってみんなが困ってしまうという状態になってないのはどうしてですか?仕事に疲れたサラリーマンや都会で家賃はらいつづけられなかったニートのアンちゃんが農業でもやってみっかなーなんて思ってる状態は、頭使わず誰でもできる安楽なセーフティーネットってことでしょ?今の仕事がだめで農業や運転手しようかと言う人はいても医師や工学博士目指そうとか思う人なんて聞いたこと無いもの。


現在の農業の価値、おいしさとか害虫耐性とかいったもののほとんどは、その農学博士や肥料研究科学者の頭脳プレイがささえてるんだから工場ラインの最終組み立て工程さながらの過程をまかされてるだけの農民が、たいした所得をもらえないのもあたりまえじゃない_?その最終工程が人から大切がられるテクだったなら、治療費や学費や野球選手のナイスプレイとおなじように人は彼に対して高いかねを支払うことをためらわないわずだもの、それをしてないってことは、人の役に立ってないって人はジャッジしてるってことだよ。』 (2007/09/29 10:52)



natamaru123 natamaru123 『
>これが人の役に立たないのなら、食べるのをやめるしかないですね。


こういうふうに農民が思って、食糧生産をボイコットしてみんなが困った例があまりないのはどうしてですか?おそらくニートのあんちゃんや中国難民やリーマンや退職者がまってましたとばかり農業に算入するからです。ニートや主婦が仕事ないからといって材料工学や宮大工の業界に算入しますか?しないでしょ?でも農業やタクシー業界は違うでしょ?どうして?それだけ敷居が低いってことの証明でしょ?敷居(業界への参入障壁)が低ければ誰でも出来てしまえるために人材は常にもてあまし気味で貴重さは無いよね?ってことはできたところで人の役にたってないってことだよね?人間を治療したり肥料を開発する行為はそれだけ人の役に立つとみんなが評価しているから、みんなが金を払いたがって給料高い職業になるよね?高給は人に役に立ってるかどうかのバロメーターってことだよね?そのしごとが人の役に立ってるんのなら生産物価格や賃金はさがらないはずだよね?食料なんて人類の生命維持に直結してんのならなおさらだよね?でもそうでないってことは貴重でないってことだよね。してもらわないと困っちゃうから、その職業の人もおら安い値段じゃやんね!っていってストしたら買い手がわは困るとわかってうから、足元見てスト権をちらつかせれば自分の生産物の値段は高止まりするって見越すことができるからね。


でも、そうじゃない、農作物は高いかちがあるはずなのに現状はそうじゃない、差額はどこ言ったんだ?ってことで、バカなひとはすぐ、じゃあ誰かがかすめとってるんだ、搾取されてんのか?っておもっちゃう。間違ってるよ。最初から価値が低いんだよ。前に説明したとおり、たとえ人類生存に直結してる重要度の高い作業でも、作業がカンタンだったら猫も杓子もやりたがってスキルのありがたみが暴落し、重要度が低いけど難儀な仕事よりもうからなくなるんだよ。農家の人は本来は高い価値のものをつくってるはずなのに売られてる作物は安い・・・はたからみるとどこかに消えてるようにかんじちゃうけど、価値は最初から無いとかんがえれば別段おかしいことじゃなくなるよね?トラック運転なんて無かったら庶民は生鮮食料品が何ひとつ手に入らないからたしかに人類にとって重要度は高いけど運ちゃんの賃金は伸び悩んでるのと同じだよ。』 (2007/09/29 11:08)



natamaru123 natamaru123 『
>抑留者は完全に”戦利品”であり、ソビエト当局にとって、あますどころではなくいればいるほどお得な”高付加価値製品”


自分にレスですが、これの意味がわからなかったら会田雄二のアーロン収容所をよむといいかもね。連隊規模だと何かやろうとすると必ず昔それを仕事としてた兵がいて、収容敷地内で、舞台小屋だの水道設備だのなんでも作れちゃう。徴兵ってのは基本的に他の仕事をやってた人をあつめてくるわけだから、何か出来ていたひとなわけで、たかいスキルもってたひとがうじゃうじゃいるから作業やらせたら高い性能をもったもんができるわけ、だからただでこきつかったらものすごい付加価値生んで使う側はぼろもうけできるわけ、失業者はそれとちがって基本的に仕事が出来なかった人のあつまりだからこき使ってもろくな生産物ができないからお上もこきつかったところで全然儲からないから常にもてあまされてるわけ。よくかんがえてみれば国は使えない奴なんて徴兵で取りたらがないから役立たずがいるわけないわな。






でも、例外があったな。
インテリだけは、口先ばっかりで何もやらなくて、どうにもならなかったって会田もいってたなぁ。』 (2007/09/29 11:43)



Arisan Arisan 『natamaruさん。


市場経済なんだから、「人が役に立つと思う」職業に高い賃金が与えられるのは当たり前。「A=Aだ」って、言ってるのと同じでしょ。
市場経済を原則的に認めるとしても、それだけで人の生存や生活の基本的な質の部分が左右されてしまっていいのか、ってことを問題にしてるんだよ。


それと、人がどう思うかなんて、いくらでも人工的・制度的に操作できるんだから、そこをよく考えないと、その国の市場経済そのものが根元から崩れちゃうよ。いま、日本の農政をめぐって起きてるのはそういうことでしょ。
あなたみたいな楽観論者が「国を滅ぼす」んですよ。』 (2007/09/29 15:43)


natamaru123 natamaru123 『


市場経済を原則的に認めるとしても、それだけで人の生存や生活の基本的な質の部分が左右されてしまっていいのか、


氏は困った人をすくいたいのはわかりますが、現在は、その無技能者や失業者を救う際に、生活物資という、市場や資本主義のみでしか効率的に調達できないものが必須なのですから、”人の生存や生活の基本的な質の部分”は市場や資本主義に依存している、つまり無技能者や貧困者は市場や資本主義なしには生きていけないということは疑い得ません。悔しかったら市場以外、たとえば温情や宗教心のみで、ハーバードの研究職の連中に、高性能の新薬や車椅子を開発成功さすまでのモチベーションつけさせることに成功させてください。どう?そんなデータは無いでしょ?市場を持ってない集団、たとえばヤマギシズムがとてつもない人類救済物資を開発できましたか?コルホーズ人民公社、離島で自然とふれあう原始部族集団はどうですか?みんななにもできなかったでしょ?


氏は今までいろいろと貧困者がいきていくうえでのハードルを列挙してきましたが、それって果たして資本主義や市場のせいでしょうか?自然のしくみゆえの必然とかいきていくうえでの必須条件とか因果とかではないのでしょうか?ココを間違うと、毛沢東がスズメを専制君主の怠慢のしたと同じ陥穽におちいり、人々を誤った方向に生かせてしまいますよ?』 (2007/09/29 16:16)


natamaru123 natamaru123 『怠慢のした=怠慢にした  生かせて=行かせて』 (2007/09/29 16:17)

natamaru123 natamaru123 『
>人がどう思うかなんて、いくらでも人工的・制度的に操作できるんだから、


あああああ!!!!!!!!まさにこれこそが社会主義理想主義者のすざましいほどの大きな間違い!!
どうして彼らはそういうにおこがましい考えを抱くのか???っていうかこういう尊大な考えを大前提として抱いちゃうからこそユートピア主義者への門がひらいてしまうのか??


人の心は一筋縄では操作できません。時の最高権力者でさえ・・だから世の中上手くいかないこともあれば、逆に上手く行くこともあるんです。・市場さえも制御できないのがその証拠です。っていうか操作できちまったら市場の信頼性が損なわれて市場参加者が激減して成り立たなくなるってパラドックスおこるから、市場の不恣意性ってのは最低条件なんだわな)、これが人心は操れないゆえに上手くいく面です。逆に上手く行かない面としては、餞別の大きな袋に一人ぐらいガラクタたってわかりゃしないとかお盆の渋滞がなくなくなら無いとかいった群集心理があります。


とにかく、人の心は容易に操作できるとおもっちゃうと、カルト指導者の指導力に必要以上に憧れたり、保守勢力がなにもかも裏で操ってるのだ!などといった陰謀論にたなびきやすくなりますので気をつけましょう。』 (2007/09/29 16:29)


natamaru123 natamaru123 『
>その国の市場経済そのものが根元から崩れちゃうよ。


じゃあ、市場が崩れた例ってあります?


日本の農政がだめになった根本の原因は、市場の発達しすぎではなく、市場の未成熟ではないのですか?』 (2007/09/29 16:36)


natamaru123 natamaru123 『
>根元から崩れちゃうよ。



崩れるぞ崩れるぞ!ってわめいて人々を不安におとしいれるのは、メシア待望的カルト扇動家のお家芸で、連中はそうやって印税を稼いでるんですよ。実際は何億人もの人心の束ってのはそうやすやすとは個人では操られないし、市場なんてカンタンには崩れたためしがない。ぶっちゃけ杞憂ですから他のことにエネルギーを費やして社会に尽くしてくださいな。』 (2007/09/29 16:39)


natamaru123 natamaru123 『
>いま、日本の農政をめぐって起きてるのは・・・



田中角栄はじめかつての自民主流派の農村論はケインジアン社会主義的思想を内包していたの知ってますか?でも、彼らの平等救済主義は農民を救ってますか?もうからず農業を廃業したがってる人を国庫で救って無理に農業をさせつづけてしまえば、需要が伸びないのに農作物が減らないため価格はますます暴落し、彼らを援助しなかった場合以上に農民を苦しめてしまいませんか?。もうからないのならさっさと退場させて業界人口を整理しないととてつもない苦しみが後で待っています。援助は一時的にはかれらを救っているように感じるでしょうがそれではダメなのです。農作物をつくる原材料だって貴重なものですから、他の産業分野につかえたらより有効につかえ日本は成長できたはずかもしれず、それを役に立たない農作物に費やすなんて非効率そのものです。安い食べ物が手に入るのだから消費者は助かろうと思うかもしれませんが、作る人がへたってしまう消費財の低価格が長続きするはずがありません。けっきょく、ちょっとした悲劇を今にするかものすごい悲劇を後にのばすかってちがいだけです。こういうことをわかる脳を持っていないと安易に失政を支持して悲劇をばらまくので注意してくださいね。』』 (2007/09/29 16:59)


natamaru123 natamaru123 『


白菜は皆が安く買うので農家の人が苦しむといっておきながら、持たざる者にただで生活必需品がいきわたる最終社会は天国だとぬかす共産主義の矛盾!!白菜が山積みになって農民が苦しんでる世の中は持たざる者の天国に一歩でも近づいているはずなのに、なぜか農民の側だけにたって市場や世相を批判し、白菜が高値で農民がウハウハな世になれば、生産手段を独占したブルジョアの天下で持たざる者は青色吐息だとぬかす・・・・おいおいこれじゃどっちに転んだって現政権を批判できちまうじゃないかよ!詭弁かよ!


結局、個人が生産者だけ、消費者だけ、ってことはなく生産と消費のどっちもになってるんだから、要は兼ね合いってことだろ?なんだ、単にシーソーのぎったんばっこんみたいな世の中の仕組みであって革命も思想も要りやしないじゃんかよ!』 (2007/09/29 17:10)


Arisan Arisan 『>市場や資本主義のみでしか効率的に調達できないものが必須なのですから

はい。ですから、調達する手段にしようと言ってるわけです。


>自然のしくみゆえの必然とかいきていくうえでの必須条件とか因果とかではないのでしょうか?


これって、「人の心が操作できる」ことの証拠みたいな言葉だと思う。


>市場の不恣意性ってのは最低条件なんだわな


まあ、このへんは、「人の心の操作可能性」、つまり悪い意味の「宗教」の問題とは別で、市場の面白い部分(計画経済と比べて)でもあり、もっとよく考えたい点ですね。


ぼくは、あなたの考えが「市場の不恣意性」を擁護してるとは思わんけどね。


>日本の農政がだめになった根本の原因は、市場の発達しすぎではなく、市場の未成熟ではないのですか?


「市場の発達」に対応できるような市場外的な制度を作れなかったという意味では、「市場の未成熟」が原因と言えるかもしれません。


>市場なんてカンタンには崩れたためしがない


そう。市場は、たしかに崩れないかもしれない。
ただ、たくさん人が死んでいくだけでしょう。


>けっきょく、ちょっとした悲劇を今にするかものすごい悲劇を後にのばすかってちがいだけです

まあ、典型的だよなあ。この物言いも。』 (2007/09/29 18:02)



natamaru123 natamaru123 『

>ただ、たくさん人が死んでいくだけでしょう。


人が死ぬ原因は市場なの?理由?市場がこの世にあるから?じゃあ、空気がこの世にあるから人間の死因は空気?


人って市場が殺すの?ある人が病気で死んだら病気が原因なんじゃないの?貧困で死んだら現金の不足が原因って考えるのが普通じゃないの?どこに市場がでてくるの?普通の人は人が死んでるのを見ても市場なんて発想しないと思うよ?例外としてメディアのなかでよくみうけらるけど、これって春秋の筆法っていって文筆家がよくつかうテクニックってだけだよ。何か勘違いしてない?


>これって、「人の心が操作できる」ことの証拠みたいな言葉だと思う。


はァ?あの文のどこを読んでそんな発想が出てくるの?普通逆じゃない?自然とか必然とか因果って言葉でてきたら、普通は、むしろ人間には制御できない領域ってとらえるのが自然な感覚じゃないの?


だから、逆に、どうあがいても”人の心が操作できない証拠みたいな言葉だと”思わなければおかしい人だって。ありさんはなんか感覚がずれてるって自分で自覚してないの?』 (2007/09/29 18:23)


natamaru123 natamaru123 『

>「市場の発達」に対応できるような市場外的な制度を作れなかったという意味では、「市場の未成熟」が原因と言えるかもしれません。


これも詭弁です。市場が未発達というのは、市場機能が不十分ゆえに、市場をもっと発展させなければならない状態のことを言うはずです。ということは市場以外の制度が不十分であるという現状は、市場の未発達ではなく”市場以外の手段の未発達”というべきものです。猫が死ぬのも風が吹くのも市場が悪いってんですか?なんでもかんでも市場のせいにするんじゃないよ。』 (2007/09/29 18:39)


natamaru123 natamaru123 『
>ある土地に先住しているからといってその人たちにその土地に住む特別な権利があるわけではない(だから奪ったもの勝ち)、と主張するものだった。


そうなると、先住者を追い出して自分が住めば、何世代かしたら自分が先住者となるのだから、己の新領土を侵略者に奪回されることをも許容しなければなりません。奪う自由は自分が他人から奪われる自由も意味するわけです。ヒトラーが、奪回した領土を所有する権利を主張すれば、その占有した土地をソビエトポーランド英米が再奪回することをもみとめねばヒトラーダブスタになります。俺が奪回するのはいいが、他国が俺の土地を奪回するこのはいけない!というのはジャイアンと同じです。だいたいゲルマンだって、ドイツ地域にいる理由が、フンに先住地を奪われ行き場が無くなり、ローマを脅かしたが最強国だったのですぐにはかなわなかったのでとりあえずケルトの先住地を奪い取ったってだけなんですから・・・


結局、ヒトラーが言いたいのは弱肉強食の容認であって、”俺も奪っていいからおまえらもおれの占領地(当然、アイヌがいた北海道さながらの”元ケルト自治区”である自国も含む)を奪っていいからな、遠慮なくかかってこい!でも容赦はしないからな”ってことですよ。奪回合戦の相互承認です。反対にヒトラーが先住者の権利を擁護して侵略をしなければ、自分の占領地が侵略されることに対して抗議が可能となります。そうしなかったのは、最初は自分の軍事力に自信がなかったのでそんなことを認めたら自分は侵略できず相手に侵略されっぱなしになり一方損になってしまうという危惧があったからです。だから口で威勢のいいことをいってたのです。逆に軍事に自信をつけはじめると、相手に侵略権をみとめれば自動的に自分も侵略権をえることができますので、ヤクザの手打ち式さながらの状態に魅力を感じるわけです。これが独ソ不可侵条約あたりの第二段階です。ということで独ソがお互いに片っ端から侵略しまくります。ヤクザと同様、互いに得る獲物はフィンランドだのギリシャだの弱小で、かち合ってないのでけんかになりませんが、全部とりつくしてしまえば相手の国土そのものしか獲物が残っていません。相手が先にかかってくればどっちみち対抗せざるをえない、だったら先に仕掛けるか??ここで妥協をつづけるかギャンブルに出るか思案してるのが第三段階です・・これを行きつ戻りつくりかえすのが国同士のパワーゲームってやつです。思想も理想もへったくれもなく、純粋に力学的に処理しないといけない問題です。理解いただけましたか?』 (2007/09/29 18:56)』 (2007/09/29 19:07)


natamaru123 natamaru123 『
>ただ、たくさん人が死んでいくだけでしょう。


そうですね。確かにたくさん死にますわな。なにぶん、この世ってのは生物の命に寿命がある仕組みになってますし、寿命でなくとも食物の摂取が不足したり衝撃物がぶつかったり菌にやられたりして肉体が破損すれば死ぬようになってますからね。市場が人を殺すなら、市場の無かった時代は、人間が死ぬことはなかったのでしょう。また、イナゴやもぐらの世界には市場は無いようですので、彼らに死因はみあたりません。おそらく彼らは不老不死なのでしょう。』 (2007/09/29 19:15)


Arisan Arisan
『natamaruさん。

>市場さえも制御できないのがその証拠です


ぼくも市場が好きですので、「市場の不恣意性」というあなたの主張を認めることにしましょう。


そうすると、職業とその賃金の関係について言えることというのは、「世の中には、市場で高い価値(価格)が認められる職業と、そうでない職業がある」ということですね。


これが、職業の価値とか、ましてその職に従事してる人の人格や生存の価値に結びつくとは思いませんが、まあそれはここではいいでしょう。
要するに、職業とその賃金の関係についてあなたが言ってることは、ぼくが書いたようにたんに「市場の論理」をなぞってるだけだけど、それはそれで現実であり、意味もあると認めるわけです。


医者やプロ野球選手の給料が高いのは、技術の習得にお金がかかるし、なれる人が現実に少ないからでしょう。医者に関して言えば、必要な仕事だけれども出来る人の数が少ない。当然、市場のなかでは賃金が上がります。プロ野球選手も、その仕事をある意味で「必要だ」(見たい)と感じる人は多いけど、出来る人の数は限られてるので、賃金は高くなる。これは、市場論理から言って、理にかなってるわけです。
対照的に、それほど技術の習得にお金がかからず、働き手も(それなりの方法を使えば)低賃金でそこそこ集められると思われてるような仕事は、賃金も低いわけです。
これは、「市場ではそういう理屈になってる」ということですね。


これはこれでいいんじゃないかと思います。
ところが現実を見ると、そううまく行ってないところがありますね。
農業もそうですが、介護や医療の現場も、多くの人のニーズがあるのに、賃金が低く、人手が足りなくて困ってます。
どうしてこうなるんでしょう?


「低賃金だから不要な仕事なはずだ」というのは、転倒した考えで、これは現実の方がうまくいってない、つまり市場のシステムがうまく機能してないのだと思います。
ぼくは、市場化自体には賛成なんだけど、そのシステムがうまく機能するような条件を整えなきゃいけないんだと、思うわけです。


上の例で言うと、医療や介護、農業などの仕事は、ほんとうは高い適性やスキルが必要であり、誰でもできる仕事じゃないのに、それが世の中ではきちんと評価されてない。実情が知られていない、ということがあります。
だから、低賃金しか支払われず生活できなくなって辞めていく人が出る一方で、新しく入ってきても多くの人は適性がないので続かない。それで人手不足になる。
これは、労働に対する評価の仕方が、どこかおかしいということですね。


もっと根本的には、「必要としてる側」の問題があります。
つまり、必要としてる人は多いのだが、お金がないから支払えない。そこで、賃金が安くなる。人手が足りなくなる。単純なことです。
では、どうするか。
ここで、再分配の問題が出てくるんだと思います。


いずれにせよ、市場は、人の必要を満たすための装置として考えればたいへん有益なものだけど、それがうまく機能するには色んな工夫が必要で、多くの人の必要が現実に満たされず、上に書いたような不都合が起こってるということは、そうした工夫に不十分なところがあるんだろうと思うわけです。
「市場」が悪いわけではなくて、その動かし方が悪いわけです。』 (2007/09/30 01:43)

Arisan Arisan
『>ありさんはなんか感覚がずれてるって自分で自覚してないの?


まあ、あなたとこれだけ話が弾むんだから、ずれてるというか、どっかおかしいんだろうな、きっと。』 (2007/09/30 01:45)



natamaru123 natamaru123 『
前半は大変素晴らしい見解で感心しましたが後半はいまいちですね。


>農業もそうですが、介護や医療の現場も、多くの人のニーズがあるのに、賃金が低く、人手が足りなくて困ってます。、どうしてこうなるんでしょう?


僕の説明を了承していながらこれですか?先ほど言ったでしょ?多くの需要があり、人にとってなくちゃ困る職務内容でありながら賃金が低かった場合、そのスキルが簡単すぎであるという理由以外にありえないと。需要が多い以上にらさらに人材供給も多いってことです。で、介護は医師の深遠な技術よりも相対的にはるかに習得が容易だということを人材市場はわれわれに訴えかけているというわけです。そうでなければ市場がこういう風にリアクションしてるはずが無い、こうなってるってことはこうなんだろう・・ってことです。


いっとくけど相対的ってことは医師を目指す人が介護を目指したと仮に考えた場合ってことですよ?どうかんがえても介護士を目指す人の資質たとえば一時間あたりに覚えることの出来る記憶量は医学部受験者よりも(失礼ながら)はるかに低いはずですので、かれらが介護試験をものすごく難しいと感じるのは己の資質の低さゆえであって介護が難しいからじゃないですからね。


でも、もし、農業や介護職に高いスキルが必要でありながら賃金が伸び悩んでいるとしたら、残る理由は、その業務は以外にも人類の生存とは無縁であるということです。そういうふうに、消費者がジャッジメントしているために金をおとさないということです。もし彼らにとってものすごく重要な、真っ先に処理したい案件であるなら、競って介護士や農民に高いギャラ払って抱え込むはずだもの。。。現実にだれもそうしていないってことは、誰もそこまでせっぱつまってないってことでしょう。てことは残念ながら重要性がそれほどないとしか解釈できませんね。


それに人手不足になっても賃金はあがるとはかぎりません。人がすぐやめるような仕事は続けることに強い精神力が必要なのでやめないというだけで高い人材価値があるでしょうが、失業した人やきのうまで他の仕事をしてた人が次の日からでも目指すことの出来るほどに参入障壁が低いのなら、さらに人材の供給はうわまわって賃金を押し下げてしまい、いくら根性が必要な業務であっても給料は下がってしまいます。失礼なたとえでお怒りになるかもしれませんが、下っ端相撲取りやチンピラは過酷な稼業ですが賃金は高いとはいえないのは、高レベルの人材はバカらしくてほかにいってしまって、やりつづけることでしか付加価値を生み出す道が無いような、とりえの無いレベルの低い人材しか残らなくなるから・・というケースと介護士のケースが似ているような気がします』 (2007/09/30 02:28)


natamaru123 natamaru123 『

でも、もし、農業や介護職に高いスキルが必要でありながら賃金が伸び悩んでいるとしたら、残る理由は、その業務は以外にも人類の生存とは無縁であるということです。


これでいい例を思い出しました。アニメをつくってる人たちです。これはまちがいなく重要度の問題でしょう。確かにモノすごく高等なテクニックが必要でだれでもできるわけではないんですが、架空の物語がどうこうしたというシロモノがこの世から消え去ったところでわれわれの生活がとたんに危機に陥るってわけじゃないので、確かに誰が困るわけでもなく、重要性は低いといえるでしょう。』 (2007/09/30 02:35)



natamaru123 natamaru123 『
補足、人類の生存の無縁とは、ジャガイモの価格のほとんどを、農民のテクニック以外の要素が決定しているということです。ジャガイモは人類の生存に必須ですが、農民の耕作作業が必須なのではなく、日照や水分などの自然条件や土地などの資産状況、肥料の性能や病害に強いなどの作物そのものの性能、それを開発できた農業ブランドや技術者への報酬、ハウスや石油などの材料代や設備代のよしあしが人類に必須ということです。だから農作業はベルトコンベア単純作業の最終工程みたいなものでありそのスキルはたいしてありがたみがないということは前述したとおりです。』 (2007/09/30 02:42)



natamaru123 natamaru123 『
>失業した人やきのうまで他の仕事をしてた人が次の日からでも目指すことの出来るほどに参入障壁が低いのなら、さらに人材の供給はうわまわって賃金を押し下げてしまい、


つまり人材が資質的に厳選される業務でありながら、それ以上に欠員がカンタンに補充可能ならば、賃金の上昇分は打ち消されてしまうということです。使うがわは応募掛けりゃ欠員はたちまち補充できるので辞められてもたいして困らず、したがって従業員のわがままをきいてあげる必要がそれほど無く待遇は上がらないということです。』 (2007/09/30 02:51)


Arisan Arisan 『まあ、あなたが言ってることは、市場論理の説明としてはうなずけますよ。
暴走してる部分ももちろんあるけど、「市場の本音」みたいなものはよく分かるよね。だけど、これを言うと自由主義者に思われるだろうけど、たとえばタクシーの運転手さんでも、看護士さんでも、ほんとに抜群のスキルをもった人というのは、少数だろうけど、いると思うんですよ。そういう人たちは、やっぱりたくさん給料をもらっていいと思うんだけど、それがあんまりそうなってないという感じがあります。
そこは、もっと市場化されるべきだと思うのね。あなたの考えは、「そうなってないのは、ほんとうに必要とされてないからだ」ということかも知れんが、ぼくはそうは思わんな。』 (2007/09/30 03:17)


natamaru123

この業界でたちまち高いスキルを身に付けられるような優れた判断力や分析力をもった人材はそもそも看護やタクシーの分野に参入しません。たくさん給料もらいたいと思ったらこの業界で我慢するよりもてっとりばやく他の業界に行けばいいと考えるのでしょう。あたまいい人だけあって賢明な判断です。確かに、これくらいの頭があればドキュン業界程度の世界では頭角をあらわすのは容易でしょう。


っていうかこういう人が入ってこないというのがドキュン業界と揶揄される所以であるのですが・・・・