自説が真実である根拠を”あたった資料の多さ”に求め、同時に相手の論が間違っているという根拠を”あたった資料の少なさ”に求めようとするaPEMANの理屈ってなんてヘンテコなんざましょ の巻き


>だ・か・ら・さ、「差分」がどうたらとか賢しげなことを言うまでに、一体何冊本を読んだんだよ? ってことを問題にしてるんですが。
http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20080104

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氏の理屈でいうと、本をたくさん読んで出した結論は真実で、(逆は真とか限らないので仮定だが)本をろくにあたりもしないで出した結論は間違ってるのだそうだ。ということは、常人が及ばぬ量の資料を読破したうえで到達した結論は何人も否定不可能な絶対の真実になるるわけだ。


朝っぱらに、俺のオヤジは天皇だ!とか電気ポッドに向かって会話することを日課にしている陽気なオヤジが、精神病院にいる60年間の朝から晩という、勤め人には到底捻出できぬほどの長い思索の時間を利用して、ゲーテから東京スポーツまで数十万冊という、ありとあらゆる資料を読破し、彼が



”俺が数十年間資料に当たって出した結論によると、俺のウンコをももんがにたべさせたら、その肉は一兆倍にふくれあがって、すごくうまい肉になる、栄養価は満点で、これを食料にしたら全人類は飢餓から救われるはずだ”




というような結論に達したら、そのオヤジの言葉は(おおくの資料にあたって、なおかつ同量の資料にあたって反証することがだれもできないゆえ、だれをも効果的な反証が行えないために)真実なのだから、オヤジは特許をとって大金持ちになれて、人類を救った英雄にもなれるわけですね?


エイプマン氏も私もネット難民もルワンダの貧民たちも、今ごろ、その”うんこももんがの肉”をたべて食費ゼロで大助かりの生活してるわけですね。


なわけないですよね?