「強制連行」という言葉について

朝鮮総連に関することをとりあげた先日のこのエントリーのコメント欄で、在日朝鮮人が日本に来た理由ということをめぐって、「強制連行」ということが話題になった。=リンク

コメント

# な 『初めてコメントします。ときどきですが興味深く読ませていただいています。わたしも昔はご多分に漏れず「強制連行ひどい」「日本政府や財閥ひどい」という(だけの)ような、やや一面的な理解をしていました。それも間違いというわけではないでしょうが、植民地支配がそもそも「強制」なのだからいわゆる「強制連行」というのはその植民地支配の論理的必然というか、支配側からすれば必要に応じて採られるべき政策上の一選択肢だったと考えたほうが妥当なのかなと今では思っています。それはともかく、読んでいて思い出したことをひとつだけ寄せ書きします。最近友人から、日本で白米食が普及し始めたのは朝鮮の植民地支配時代からだという話を聞きました。当時、朝鮮で増産米計画が強行されて収穫が日本に吸い上げられ、朝鮮の農村が深刻な飢饉に陥ったこと(その結果、労働を求めて宗主国=日本へ大量に出稼ぎ)は知識としては知っていたのですが、このように≪植民地支配による宗主国の文化への影響≫にまで想像が及ばなかった自分の不明を恥ずかしく思いました。日本人の愛してやまない「白いご飯」が、ヨーロッパ人にとってのコーヒーやチョコレートにある意味で近いものとしてあるとしたら・・・耳学問なので詳しくはまた友人に教えてもらおうと思っています。お邪魔しました。』 (2006/07/29 00:35)

# Arisan 『丁寧なコメント、ありがとうございます。
「強制連行」という言葉だけで、なにか分かったような気になってしまう、逆に「強制」という言葉の外側にあるものを想像したり考える力がうしなわれてしまう。そういうことはよくないだろう、とぼくは思うんですね。
もちろん、被害や差別を受けた方々から見れば、こうした言葉を使うことをなぜためらわなきゃならんのだ、というつよい思いがあると思うのですが。
「植民地支配」の問題については、それがなぜ、どのようにいけないのかということも含めて、自分たちに直接つながることとしていろんな角度から考えていかないといけないことだと思います。
お米の話は、まったく知りませんでしたし、ぼくも全然想像の及ばなかったところです。やはりあの時代のことというと、「日本が支配を通じて朝鮮に与えた影響」ばかりを考えてしまうところがありますね。自分が日常当たり前みたいに思ってることの背後に、歴史や他者との関係があるなんて。いや、ぼくらの日常が、そうした植民地支配の歴史に実は大きく根ざしているということの、すぐれた例証なのかもしれませんね。
たいへん興味深いお話を、ありがとうございました。』 (2006/07/29 01:14)


# けけ 『内地で米不足による米騒動が起こり、産米増殖計画が朝鮮で実行されました。

日本で白米食が普及し始めたのは朝鮮の植民地支配時代からだという話はガセだと思いますよ。

米が主食で無いなら、米騒動も起こらないでしょう。』 (2006/08/10 18:45)


# Arisan 『なるほど。勉強になります。
でも、米騒動って、そういうことで起こったのかなあ。やっぱり米を食べたくても食べられない人が、まだ多かったということじゃないのかな。江戸時代とかは農民はあんまり米は食べられなかったんだよね。
「主食」というのも、よく分からない概念だよね。みんなが現実に食べてなくても、「これが主食だ」と偉い人が言ったら、そういうことになるかも知れない。米騒動のことも(変なネーミングだけど)、ちゃんと勉強したいなあ。』 (2006/08/11 01:13)


# なか 『あなたが話している強制連行とは誰から聞いたのでしょうか?
植民地時代を知っている韓国人から話を聞いた事がありますか。
ここで述べられている話とは随分違うますよ。
その方は、孤児で日本人に育てられたのだそうです。
創氏改名なんかは日本人名を強制されたものではないし、
朝鮮人名を名乗ることは禁止でもなんでもなかったと言ってます。
日本の兵隊さんは皆、親切でいい思い出ばかりだとも言ってます。
生活は苦しかったが、戦前が一番幸せだったとも言ってます。
ちなみに強制徴用は日本で1937年に先に始まり、朝鮮半島では1944年から
終戦までの7ヶ月行われただけです。』 (2006/10/03 17:07)


# さ 『
>当時日本は朝鮮を支配していて、その支配の下で朝鮮の人たちは苦しい生活を強いられていた。

日本が支配してようとしてなかろうと、朝鮮の気候は厳しく、植物も繁茂しないため土が肥沃ではないためその地に住む人たちの生活が苦しいのはあたりまえです。立地条件の問題であって支配したのが日本かどうかは関係ないことです。朝鮮半島はむかしからあんな状態で、ひとりでにハワイ近辺に移動してしまうわけではないのです。そのことは人間ならだれだってわかってる、それなのにそこには人が住んでいる。そのひとだって朝鮮がめぐまれないことは重々承知である。割に合わない職業だって誰しもが知りながら、そういうドキュン職業に就いている人はたくさんいる。知らないのではなく知っていながらそういう職業しか就けないのです。それとおなじです。いい土地というのはそこが住むのに便利だということが誰しもしっているがためにすでに人がたくさんすんでます。仕事をはじめようにも土地購入代は高いし、余裕があるために人口は増え兵は強く、文明は発達してして侵略もしにくいでしょう。都会で定職に就いて家賃を払いつづけるのが田舎暮らしよりハードルが高いことと同じです。希望者が多いものは自然とハードルが高くなります。日本の土地は民族たちに大人気で、朝鮮の土地は(朝鮮に住んでる人たちでさえ)不人気だということです。』 (2007/02/12 19:54)


# さみ 『モンゴル人の大多数は元の時代には中国大陸にいました。今はモンゴル草原にいまます。明が勃興しておいだされたからです。それがなければ中国人というのはモンゴル人のことを指していたと思われます。そして当時の漢人がモンゴルの不毛地帯に放逐されていれば、今の中国人というのがモンゴル人になっていたかもしれません。モンゴルのほうが生存に都合がいいから、住みやすいから、羊のほうが農作物よりおいしく、たくさんの人口が養えるからモンゴル人はモンゴル高原に逃れたわけではありません。今住んでいる土地と、先祖が住んでいた土地は同じではなく、昔その土地にある人たちがすんでいたからといって、今その地に住んでいる人が、彼らの子孫というわけではありません。また、そこに住んでいる人は、そこが一番住みやすいからそこに住んでるわけではありません。アザラシ採りのイヌイットだってボツワナ人だって、日本やハワイやイタリアのような温和な地域にすみたいと願ってます。』 (2007/02/12 20:00)


# さみ 『じゃあ、どうしてイタリア人や日本人はそこに住んでいられるのだ?侵略を撃退して住みつづける権利をえたからです。明の建国者がモンゴル人を追いだしたときのように、その権利を血を流して獲得したからです。国籍の特権というのは先祖の偉大さの現れなのです。』 (2007/02/12 20:02)


# なんま 『砂漠のオアシスやグリーンランドやシベリアの一地方が独立したとしても、その国の国籍などほしくありません。住みにくいからです。ネットオークションで売り出されても値がつかないでしょう。逆に、アメリカやイタリアや日本はおそらく数千万の値がつくと思います。先進国の人の嫁になる権利も同様に高値がつくはずです。サベツではなく、それだけ価値があるからです。なかったら誰も見向きもしません。』 (2007/02/12 20:06)


# まんまん 『アザラシがおいしいから、氷の上が居心地がいいからイヌイットやってるわけじゃあないのです。ロシア人だって朝鮮人だって同じです。』 (2007/02/12 20:07)


# なんま 『とにかく”強いられていた”という恨みごとは、日本ではなく朝鮮地方の自然環境に向かって吐いてください、それと、ジンギスカンのような英雄を輩出できず、ゆえに豊穣な土地を侵略する力をもたず、こんなところにしか住めなかったご先祖様のふがいなさにも・・・・

人は二本の足があります。望むところにはどこへでもいけます。そこが住みにくかったらもっと住みいいところにいけばいいのです。ただし、自分がそうおもってるということは他の民族だってそう思っているということです。だれだって極寒地域でアザラシ採りをほそぼそとやるより暖かい地域で農耕したいです。攻められやすい地域より天然の要害にかこまれたところにすみたいです。ですがその地域はどの民族も狙っているので、大量の人員がすでにそこに居住しているはずで、攻略は難しいです。攻め込まれやすい、地の利の悪いところや砂漠はどの民族にも人気がないので明日からでもすめますが、生きていくことは難しいです。どっちを選びますか?』 (2007/02/12 20:16)


# さん 『大人の成人ならかまわないが、環境が厳しければ赤ちゃんがバカスカ死んでしまいます。人間集団は滅んでしまいます。っていうかそれで滅んだ民族は数あまたありますが・・・赤ちゃんが死ぬということはロリコンが容認されるということです。だってそうでしょ・・死亡率高いのだから、産む数こなさなきゃいきのこれませんから・・・こんな場所は女性にやさしいですか?こんなとこに住んでいることを余儀なくされている男は、女性をしあわせにする意欲が旺盛ですか??女性や子供をしあわせにしたいならば、そんなところは引き払ってもっと条件のいい土地に移るべきです。たとえ女性にやさしくしようとする意思があっても、おのれの無能さゆえにそれが不可能ならば、その意思をもっていないことと同じです。』 (2007/02/12 20:21)


# まうぃ 『不法を含む移民、ジンギスカンスターリンのような侵略行為、ライオンが群れをのっとって血筋のつながらない子供を殺す・・・これは、勝利者に扶養されている女性や子供からしたら正義で、扶養されていない別の女子供にとっては悪徳です。』 (2007/02/12 20:23)


# さ 『# なんま 『砂漠のオアシスやグリーンランドやシベリアの一地方が独立したとしても、その国の国籍などほしくありません。住みにくいからです。すみやすかったらアメリカのように、入植=独立戦争 のようなプロセスがとっくにおこってるはずです。そんな情報はとんと聞かないので、おそらく不毛の土地なんでしょう』 (2007/02/12 20:59)


# まんり 『米が税となったのは徴収がしやすかったからです。計量しやすく保存や運搬が容易。野菜なんて量るのが面倒だし運搬の途中で腐ってしまうでしょ?そんなもんはどんなにおいしかろうと、もらってもうれしくない。だから徴収は不可能。』 (2007/02/12 22:47)


# まんし 『換金してその金で他の食料や農機具や衣服を買ったほうが利益が大きいからです。
作物はそれぞれ最適な生育条件が種類ごとにちがってます・そして、あるある大辞典(笑)でさんざんやってるように、人間は栄養バランスをとったほうが健康にいいです。ということは多種類の食物をとったほうが、単一の食物をずっと摂るより生き延びやすいということです。あたりまえですが自分の周囲の地域は同じ気候条件です。庭から6M先はキャベツの生産に適してるが一キロ先はバナナが適しているなんてわけがありません。人間はワープできないので、同一の人間がたがやせる範囲は同一地域に限定されます。自分の周りに栄養素を全部まかなうだけの作物を多種類育てるより、適した地域それぞれに、おなじ作物をとったほうがトータルでは取れ高は高くなります。次につづく・・』 (2007/02/12 22:55)


# まんし 『キャべつが得意なところはきゃべつをつくり、バナナが得意なところはそれをつくり・・というふうに分業し、流通業界に従事する人員を増やします。食糧生産の分業化により増産された食料のすべてが、肥大した流通業界の人たちの食い扶持に回ってしまうようだったらそこで分業化はストップします。』 (2007/02/12 22:58)


# まんしん 『というわけで、流通コストが増産分に追いつかない限りとことんまで分業化します。農民は自分の敷地で何から何まで自作して必須栄養素の全部をまかなおうとするよりも、同じ作物の生産に専念して、売って現金を得てそれを他の作物と交換したほうがトータルで多くのものをゲットすることが出来ます。』 (2007/02/12 23:02)


# まんしん 『さすがにみんなそれを作るに適した土地で作ってるだけあって値段は安いです。が、あまりに遠すぎるとかえって割高になるので限度がありますが・・人間が、すべての生産物が低コストでバランスよくゲットできる場所はどこでしょうか?、それが都市です・都市は農村を収奪して豊かになってるわけではありません(収奪してるのは中共のような不自然な社会主義国だけ、政府が経済に干渉しない自然状態の国、自由主義国では収奪されるところからは人が逃げ、収奪できるところに人があつまるので収奪は意味が無くなります)。とにかく都市の口(消費者)の多さが雇用を生み出し、ひとをひきつけ、また需要を生み出し、それに誘惑されて生産者が農作物を生産しだすのですから、もちつもたれつの関係であって収奪するされないのかんけいではありません。』 (2007/02/12 23:08)


# かんまん 『野菜なんて量るのが面倒だし運搬の途中で腐ってしまうでしょ?

作物ごとにおいしさや貴重さがちがうので、重さだけで税額をきめるわけにはいかないってのもあるでしょうね。とにかく、貨幣が腐らず運搬しやすいから貨幣であるのと同様に、米はいわば徴税作物というわけなのですよ。おわかりでしょうか』 (2007/02/12 23:13)


# まんち 『人は米が主食ですが、それだけでは生きていけません。他の要素によるものが大です。衛生を維持する医療費、雨露しのぐ家屋コスト、風呂代、米だって肥料や牛馬や人件費や水が要る、トラクターは工業が発達しないとつくれない。燃料も必要だ。ある人が米をふんだんに持ってるからといってその人が豊かなわけではありませんし、自分の従事しいている職業が米の生産と遠く隔たってるからといって、人類の生存に無縁の重要度が低い仕事というわけではありません。そもそもそれで生活できてるということは人から必要とされているということです。米農家と同じように・・必要なければ人は求めないはずですから需要が発生せず、高い金をはらおうとする人もいないはずです。』 (2007/02/12 23:19)


# れんま 『逆に米や白菜つくってもそれほど金持ちにならないのは、米や白菜がそれほど(観賞花や塾の講師よりも)人から求められていないということです。逆にいえば栄養があるのに貴重なあつかいを受けない作物というのは、それだけ創る効率のよい作物、つまり、脱サラや定年退職者やひきこもりや引退した女優が何なく作れてしまうほどに優れた作物だということです。つくるノウハウをマスターするのに歯科医や工学技師のように大学院まで行く必要がありません。だからこそやたらめったら人がつくりだし容易に過剰になってしまいます。ですが、こううい作物のほうが食糧危機の時は大活躍するでしょう。』 (2007/02/12 23:23)


# さ 『リストラされて医学部進む人はいないが、脱サラや趣味で農業やってる人はたくさんいる。』 (2007/02/12 23:24)





# 改正 『適した地域それぞれに、おなじ作物をとったほうがトータルでは取れ高は高くなります

適した地域それぞれに、おなじ作物をとって、たがいにそれを交換し合ったほうがトータルでの取れ高は高くなります』 (2007/02/12 23:28)


# さんり 『そして、そんな作物が、売っても採算が合わないという理由で捨てられているというは嘆かわしい状態ではなく、それだけ幸せな状態なのです。そして、ありがたがって無理やり食べるのではなく、捨てるなどして邪険にあつかわないと農家は白菜生産を減らすことをせずに、みんなが欲しがってる(=需要の有る)ほかの野菜につぎ込むべき貴重な資源を、白菜につぎこんでしまいます。

みなさん、いらないものはちゃんとぞんざいにあつかいましょう!
たとえ食べ物であろうと!!
そうしないとちゃんと経済がまわっていきません。』 (2007/02/12 23:34)


# さんさり 『食物の生産が難儀であるなら、白菜があまるはずがありません、金を持ってない人だったら体や動産を売ってでも白菜をゲットしようとするでしょう。そうでないのだから、それだけ日本はうまくいってるのです。国民が白菜のゲットに血眼になってるというのは政治や経済がうまく言ってない国です、おそらく・・・』 (2007/02/12 23:37)


# まあめ 『話は戻りますが、モンゴルや満州八旗だってシナ大陸を征服したときは数十万人でした。それだけの人口しか養えなかったのです、砂漠やツンドラがいかに過酷かということがわかります。豊かな地を征服したい気持ちもわかります。同じ時期、地中海沿岸、シナ大陸やインド、インドネシアではすでに数億人が住んでいました。

先進国の住民というのはボクシングの王座みたいなもので、”かつて豊かな地の征服に成功したか、あるいは最初からそこに住んでいて、なおかつ、現在まで、防衛戦に成功しつづけた人たち”ということです。』 (2007/02/12 23:45)


# いあんこる 『苛酷な環境は慰めが必要らしく、おもわず士気がたかまる宗教やイデオロギーが生まれやすい地域です。寒い地域がぽかぽかあたたまるものをひつようとしてるのと同様に、心が湿るものをほしがってるのでしょう。豊かで湿潤な地域はそんあもんは必要じゃないので生まれません。多神教や多文化に分裂したままで、自然や先祖崇拝がさかんです。』 (2007/02/12 23:48)


# わいに 『っていうか先祖が甲斐性無しだったからこそこんなひどい環境に自分がいるわけで、先祖に感謝のしようがありません。

こんな地域は習俗とその地の自然とを切り離した人工的な概念(一神教共産主義)が生まれやすいし浸透しやすい。日本人だったら、たとえ肉食がタブーでも、アザラシ漁をしなければ生きていけない環境に住むことを余儀なくされたら迷うことなくアザラシを取りまくるでしょう、ですがイスラムユダヤが同じことをするとは到底思えません。肉食がタブーなのは、ここが肉を食べなくても生きていける地域だから。。とおもっているからで、習俗は住む地の条件に左右されてるわけで、分離していないとはそういうことです。』 (2007/02/13 01:30)

イスラムユダヤはあくまで喩えで、かれらがアザラシ食を
タブーとしているかどうかはこのさい関係ありません』 (2007/02/13 01:31)


# 改訂 『>アザラシ採りのイヌイットだってボツワナ人だって、日本やハワイやイタリアのような温和な地域にすみたいと願ってます。』


寒さに強いイヌイットだって、酷暑に耐えられるボツワナ人だって、
なるべくなら、日本やハワイやイタリアのような
温和な地域にすみたいと願ってます。』』 (2007/02/15 05:17)