物乞いの聖人

よく耳にする話だが、野宿をしている人で、とくに年配の人のなかには、生活保護を受けることを頑なに拒む人が少なくないらしい。=りんく

コメント

# さくら
>そういう部分を大事にする考えをもたないで、ただ制度だけを整えればいいということではあるまい。

じゃあどうしろっていうんですか?制度をととのえるのが政治の役目なら、行政は十分に役目を果たしてるわけで、文句をいえる筋はないはずです。経済システムとか人間の性根が問題というのなら、誰に文句を言うべきなんですか?っていうか、”人間が集まればこういう現象がひとりでに起こる”人間の性根がこれこれこういう性質を持ってるのだから、そういう人間が集まって行動をおこせばこれこれこういう現象がおこりがちだ”っていうのが予測できてるなら、それに適した社会モデルを提示すりゃいい話でしょうが・・・』 (2007/02/12 20:31)


# た 『その代案をいっさいださず、ただただ現状はいけないと文句をいっているのなら、じゃあ、どのような社会が望ましいのですかと逆に聞きたくなりますよ。いっていきますが、インチキ文化人が原稿を埋めるときにつかうような、人間らしい、心の通った、人権に配慮した・・などという意味のわからぬ枕詞はつかわないでください。よけいわかんなくなります』 (2007/02/13 01:35)


# ももんが 『社会批判の参考にするのが実際の人間の書いた著書でも吐く言葉でもなく、映画だの小説の人物が吐くセリフだのといった、架空のものばかり・・・これって、おかしいとおもわないんですか??映画や小説の主人公が吐くセリフなんて監督や作家の脳内でどうとでも創作が可能なんですよ。

たとえば綾波レイは実在の女ではなく、庵野秀明というむさくるしいオトコの脳の中から発祥して、オタク野郎の脳の中にうけいれられ、スピード増殖した架空の存在(バーチャルアイドル)です。だから、綾波を論評したところで”綾波を発明した庵野の心理と彼女を求めている男性心理についてのみ”論評したことになって、実際の女性について論評したことにはならないんですよ。

いわばサイト主さんは、綾波について語ったことを世にいる女性について語ったとかんちがいしてる痛い人たちにたとえられるんですよ。

映画や小説なんて所詮つくりごとで、どうとでもなるもの。実際の世相や実在の人間行動とはまるで関係が無い。分析してもまったく意味は無いし実社会に敷衍できないシロモノ。まあ、出版業界やエンタメ業界に入ってマーケティングする(=客をだましてモノを売る)には必要な素養かもしんないですけど・・』 (2007/02/13 22:33)


# まおう 『いっときますがボクはエヴァも小説も大好きですよ。昔はだいぶ事実と混同してましたよ。小説の内容が、リアルの人生の参考になったことも案外おおかったですよ。ですが、現実社会への批判材料として、このようなバーチュアルアイテムを使ってしまうのは明らかに危険なことだとおもうんですよ。いわば、聖書に書いてある神の振る舞いで今の己の行動を決定してしまうような、それに似た、原理主義的な危険さとでも喩えられましょうか....


現実と架空は厳しく一線を引くべき。神や聖書や小説はあくまでフィクションで、現実を批判するアイテムとしては使用禁止!・・・と思ってます。』 (2007/02/13 22:40)


# けつろん 『サヨクにひとってこういうの多いんですよ。clawもそうですし・・小説や漫画批評になるととたんに弁舌が増す。だが一方、リアル世界について語りだすととたんに的を得なくなる・・・聖書や小説や映画などの架空アイテムを詳しく分析できる頭脳をもってしても、リアルな存在の分析に関してはお手上げ状態がふつうです。だから、それらを分析できたところで偉くもなんともないんですわ・・

事実はこうです

カオス、複雑系、免疫構造、投資マインドの推移など、現実世界の構造の複雑さを解き明かす技能>>>>>>>>>(アンドロメダ星雲までの距離)>>>>>>>>>>>>>>>>アーティストが(暖かいホテルのベットに寝転がって屁をこきながら原稿用紙に書き出した架空の存在にたいして薀蓄をたれるテクニック



だけど、↑これに気がつかないんです。特に若いころは・・

まだ頭いい奴との差がついてませんから,たとえ表向きは単純労働者してても、アフター5は小説に耽溺し映画に
講釈をたれ、世の中の出来事をオカズに思索にふけっていれば、おれは潜在能力すごい、いつかは化ける、俺ってホンとは頭いい人だぜ!”ってうぬぼれる余裕がまだありますから・・

だが、いつまでも出世せず、つまんない仕事しか面接でうからない状態が続いて、やっと、おれって実は頭よくないんか?ときがつきます。こういう傾向は、実学を学んで成功(挫折)したひとにはすくなく、小説家や評論家のような人文、芸術系の職業志望だった人によくみうけられます・』 (2007/02/13 23:24)


# つづきん 『結論から言うと、この世に人文学問なんてあるからいけないのです。

本当なら、17、8才にもなって、商売やマクロ経済や化学のような実学がさっぱりわからず、興味さえわかないのだから、本来なら

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”おれは数字も理論も苦手なバカなんだ、
だったら、肉体労働につくため体鍛えるか、
営業マンで成功するため人付き合いまなぶか、
手に職つけるかしようっと。”

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というふうに、、おのれの限界に気がつかなければいけないのです。

だけど、この世には、アメリカ文学論だのジェンダー学だのアフリカ心理学だのといった人文の”擬似”学問が存在しています。しかも、それらは、経済や理科が、あるいは語学でさえもわからぬバカでもとっつけてしまうくらい敷居が低いゆえに、そういった、肉体労働が適任のはずのバカがはまりこんでしまい、自分は金融工学の学士さまと同格のインテリだとうぬぼれ、かなり遅い時機まで、自分がバカであることに気がつかないという悲劇を起こしてしまうのです。

人文擬似学問はっきり結論がでず、雲をつかむような答えしかでないので、禅問答や竹林の清談のごとく、
何とでもいいようがあります。それゆえに、俺ってなんかすごく高尚なこといってね?と勘違いしやすいわけです。これが実学だったら、リアルな土俵であっさり敗北してるはずですから自覚がつくのですが・・』 (2007/02/13 23:25)


# えうぃう 『>それゆえに、俺ってなんかすごく高尚なこといってね?と勘違いしやすいわけです。

特に、アルコールの入った頭で考えるとなおさらです。


>これが実学だったら、リアルな土俵であっさり敗北してるはずですから自覚がつくのですが・・

敗北、自覚っていうより自然に淘汰されますね。

実学や仕事だったりしたら、頭にアルコールが入っていれば臨床講習でメスを切り間違えたり、間違った電子回路くんで動かなかったり高圧電流が流れている部位をさわって感電死したり、あれこれ考えた商品がぜんぜん売れず
ベンチャー倒産させて首くくったり、ハンドル操作を間違えて対向車と衝突してミンチ死体になったりしますから・・』 (2007/02/14 23:02)


# れおうせ 『酒飲んで鈍化した頭ですら理解できてしまうような安易な理論なんて本物のわけがないんですよ・・・

泥酔して医学実習できます?金融工学理解できます?トラックの運転できます?だけど文学理論や映画の薀蓄たれるなんて酔っ払ってでもできますよね・・っていうか、かえって、酔っ払ってないとできない位ですよね』 (2007/02/14 23:05)


# せろえう 『おそらく、このサイトの主も、ブログ書くときは、少々アルコールが入ってて、いつもより気が大きくなっていて、社会をうえから見下せるくらい高い位置に自分がいるような感触におそわれて、妙に気分がよくなってるとおもわれます。(ボクもそうでしたんでこの心理はわかるんすよ。)

これってものすごく危険ですね。現実社会にもどれば飲み屋から出て寒風にさらされた時のように、一瞬で醒めるもんなんですが・・・

でも、しばらくリアル世界と接してないと、醒める機会をもたぬままずっと酔っ払ったまま戻れなくなっちゃうんですよ。


サヨクやカルトは精神的なアル中です。だから、早く手を打ってね。』 (2007/02/14 23:13)


# 虚構とは 『虚構と現実について離します

たとえばエヴァンゲリオンを例にだします。

いくら虚構だって、つくるのは楽じゃない、
エヴァのストーリー構築や使徒の動きや第三東京の描写は
想像を絶する労力が投下されていることと予想されます。

他の虚構だってそうです、手塚治やスピルバーグ監督や、
男達の大和製作委員会や大道具さんや漫画家アシスタントや
音声さんや照明さんが虚構を創作する苦労も並大抵じゃないはずです。

ですが、アレを全部実際にやってみたら、作家の苦労なんて
鼻くそ程度もシロモノになってしまうでしょう。

ためしに、エヴァの第三新東京をほんとに作ってみるとどうなるでしょうか。
建築技師、軍事スタッフ、経済学者、建築作業員、電気技師、
都市計画専門家、物資調達の商社マン、予算獲得のロビイスト
市会議員・・・数十万人の人員が数十年死ぬ気で努力しつづけてやっと
第三新東京市は完成します。っていうか完成しないかもしれません。
庵野監督がノイローゼになったりエヴァンゲリオン作画スタッフが
連チャンで徹夜する苦労なんて屁みたいなものになってしまいます。

どんなに創るのが苦労する虚構でも、それと同じことを
実際の世界でやる苦労に比べたら何億分の一です。』 (2007/02/15 01:45)


# きょこうとは 『--------------------------------------------------------
星投手は魔球を生み出し、150キロのスピードで
強打者をばったばったと倒してMVPをとった。

魏の国はいい政治をおこなってみるみる発展していった

日本軍は効率のよい戦略をとったりスーパー兵器を発明したりて
アメリカ軍を翻弄し太平洋戦争に勝利した・・・

美恵子は己の愛液でパンツを湿らしながら潤んだ瞳で俺を誘惑した

キリストが病人に手を触れると病気はたちまち癒された

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私が適当に書いた文章ですが、1分とかかってません。
暖かい部屋でキーボードをいじっただけです。
頭もそれほど使ってませんし、疲労といえば、
手先が少々つかれてるくらいのもんです。

この手の描写は、小説や漫画でよく出る文句です。
ですが、コレを実際にやるには、どのくらいの苦労がいることでしょう・・
たとえばマンガの星投手のやることを松坂大輔や上原に、
キリストと同じレベルを実際の医者に求めたら・・

美恵子のようなことを実際のおんなにやらせるまでに
どのくらい男が努力しなければならないか・・


もっと簡単にしますと・・

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エンリケ氏は社会で成功し、良き妻を娶り三人の子供を育て上げた

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こんな一行文句は、私のような小説の素人が、
暖かい部屋で机に転がって三秒で書き上げられます。

ですが、エンリケ氏(っていうかわれわれ市井の人間)が
文章の中のエンリケ氏と同じことを実際にするには
どれくらいの苦労が必要でしょうか・・・

一生かかって苦労に苦労をかさねてやっと可能か、
あるいは達成すらもできないでしょう。
(結婚や子作りが出来ない人はたくさんいます。)

ですが、エンリケ氏の苦労のすべてを活字にするとなると
たったの三秒で、何の苦労もせず完成してしまいます。
映像にしても30秒くらいなら一日で撮影が終わってしまうでしょう。
撮影監督やエンリケ役の俳優の苦労なんて、実際に存在している
エンリケ氏の苦労に比べたら数億分の一でしょう。』 (2007/02/15 01:46)


# ままま 『

フィクションなんて虚構です。リアルの参考にはなりません。
星投手の投げ方は、実際のプロ野球選手の投球術の参考にはなりません。
医者は手術のさい、キリストの描写を参考にしません。
虚構を分析したところで、実社会に何の恩恵ももたらしません。

でも、人は、現実は忘れても虚構を忘れることはありません。
時代が変わっても、小説やマンガや宗教経典の売上は衰えません。
酒が無い国ではアラーを酒にして町じゅうでお祭り騒ぎやってます。

フィクションに出てくる人や現象と、
実際のモノを比べて違いに気づきませんか。
一見して虚構の人って魅力的じゃございませんか・・

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キリストのかっこいい奇跡にくらべたら実際の医者はミスもするし
痴漢してつかまる奴もいるし、なんともふがいない存在です。
松坂や藤川は死ぬほど苦労してやっと防御率2点台、
150キロ台が出せる程度で、防御率0点台だったり
200キロの魔球を投げられたりできる、マンガにでてくる
投手よりは魅力に乏しいです。
おまえになんぞ誘惑されるか!と文句のひとつもいいたくなる
自分の身の回りにいるブスのオンナどもと比べたら
小説の中で俺を誘惑してる美恵子はむちゃくちゃ魅力的です。

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どうして?脳みその中でコストの追加なしに
どうとでもパワーアップできるからです。
(バグでインチキした無敵マリオとおなじです。)
魅力的でないより魅力的にしたほうが人目を引くからです。
実際の社会では、魅力的でないものが
魅力が無い状態を保つのは楽ですが、
魅力的でないものを、魅力的なものに昇格させるのは、
想像を絶する苦労を上乗せしないといけません。


松坂投手が130キロ台で球を投げるのは楽ですが、
150キロ台に速度を上げるのは、並大抵でない苦労の
追加を必要とします。ですが、同じことを野球小説で
描写するには、二桁目の3を5に打ちかえるだけですみます。
何の労力の追加も必要としません。疲労度はどちらも同じです。


リアル世界でべジータフリーザが強くなるのは
ものすごく苦労しますし、強くなれる人もなかなかいませんので、
リアル世界はドラゴンボールみたいに強さのインフレをおこしません。』 (2007/02/15 01:57)


# Arisan 『いろいろどうも。
ぼくの書いてることが、なにか社会科学っぽいものだと思われると困ります。
「現実についてこう思う、感じる」という感想を書いてるだけで。本に書いてある内容も、まあ一種の現実ですよね。
現実の社会を「じゃあどうすればいいのか?」ということは、ぼくも考えますが、読んでなにか感じてくれた人は、その人自身が考えてくれればいいし、考えなくてもいいと思います。
ただ、大枠として「こういう方向であるべき」と思うことがあれば、十分具体的に言えないことがあっても、積極的に発言していくべきじゃないでしょうか。まあ、ブログを書くことがその方法として妥当かどうかは分からないのですが。

そんな感じです。』 (2007/02/15 02:16)

# ひとこと・・ 『ブエナビスタ・ソシアルクラブ??・・とか言う映画を
ご覧になったそうですけど、おそらく、
実際のアメリカ人が聖人を大切にしなくなりつつあるわけでもなく、
今のキューバ人が聖人を大切にしているわけでもないと思われます。


なぜ?映画だからです。実際の出来事ではないからです。
実際の出来事をもとにした映画でさえ、実際の出来事とはちがっています。


おそらく、こういう老人を出したほうが、観客は
自己同一化やカタルシスを覚えやすいという結論が、
マーケティングや企画会議で出たのだろうと思います。
あるいは、監督が、こういう人物を描きたいんだ!
と熱烈に思っていた・・と。
とにかく、純粋なものか商魂がからんでいるかかかわりなく
製作者の意図が介在しているわけで、実際にこういう人が
世の中にいたからこういうキャラが出てきたというわけでは
なさそうです。


ですから、この虚構を元に、実際の社会をとやかく言うことは
無意味なことだと思います。
純粋に映画として、他の映画と比べてどうだこうだと
いうのは間違ってはいないでしょう。
美術品鑑賞や自動車の評論とおなじように。。。


どうしてそういうことがいえるのだ!と怒られかもしれませんが
じゃあ、今から飛行機のってアメリカやキューバへいって
確かめてきてくださいとしか言いようがありませんなぁ。


シャル=ウィー=ダンスの登場人物がそうだからといって
日本女性が、草刈民代渡辺えり子のように
なりつつあるなんて絶対にいえませんもの・・・・

あれは周防監督という男の脳内でえがかれた虚構の女性で、
予想される観客の脳内にも、同じような女性像が
求められてるだろう。とマーケティングした結果、
ああいったキャラを登場人物にしようと企画会議で決まったわけで、
ブエナうんぬんという映画も、おそらく同じようなプロセスを経て、
老人にあのようなキャラ設定を与えたのだと思われます。』 (2007/02/15 02:23)