立岩のリベラリズム批判、さわりだけ。

http://d.hatena.ne.jp/Arisan/20070109/p1#c

こめんと

# さえ 『俺ってリベラル=”マイナスイオン”新発売!”とおなじ』 (2007/02/13 04:38)

# りんばん 『

>この立場(リベラリズムを指す:引用者注)は、社会が属性によって編成されていること、身分等、社会的に人の位置があらかじめ与えられていることを批判するところから現われて(中略)存続してきている。だから社会の与えた不利益を取り去り、等しいところに置こうとする。もちろんここから必ず「機会の平等」だけを認める方向に行かなければならないのではない。

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結果の不平等はかまわないけど、機会の不平等はよくないよ・・・とよくわかりもしないでいうひとがいますが、同じことをいったその口で”やっぱりご先祖様に感謝しましょう”と抜かす・・なんとまあ、あきれたダブスタじゃありませんか。だって・・先祖が必死こいて、ボクらに下駄履かせてくれて、途上国の貧困地域の若者が、どんなにがんばったとしても到達しえない、有利なスタートラインに立たせてくれてるっていうこの状態はどうかんがえても

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機 会 の 不! 平! 等! じゃ な い ん で す か ?
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機会を完全に平等にしたければ、自分のうんだ子をモンゴル青年と同じ条件の荒野に放逐して、かわりに、モンゴル荒野に住む賢いコをつれてきて養育してください。今の日本は、モンゴルの草原とは比較にならないほどに機会に恵まれていますから、これで世界中の若者たちの機会が平等に近づきます。

あなたが人の子で、機会平等主義者なら、自分の親がそういうことをしてもうらまないでください。

自分の子はかわいいので、そんなことはさせたくない。モンゴルの荒野の子はモンゴルで一生生きてくれ!といっている人は、機会は均等にすべきだ!なんて偽善は二度といわないでください。自分で出来もしないことを国や社会に強制するのは止めてください。




確かに、この世には、合成の誤謬というのがあって、個人が望む行動と、集団全体で益になる行動は違っています。

だったら、機会を均等にするために国家がそういう政策を強制したとき、人はいいけど自分の子がそうなるのはヤダ!と文句をたれないでください

自分が必死に努力をして、わが子を機会に恵まれたポジションに上げてやったのに、いきなり、””あんたの子を機会にめぐまれていないバカ親のガキと同じ条件に突き落とせ!”といわれたら、だれしも”冗談言うな。私はいままで何のために子育てをがんばってきたのだ!と逆切れすることでしょう。

たとえバカ親の子弟がまじめな子で、自分の子よりはるかに教育を受けさせる価値がありそうでも・・・・

国内のドキュン親の子息を、途上国の子に変えてもおなじことです。血のつながった子をかわいがるというのは、我が子がたとえ能力に恵まれぬバカだったとしても、才能あるよその子よりはいい暮らしをさせてあげたい・・つまり差別化(えこひいき)したい=人の子と自分の子の間に不平等をつくりたいことと同義です

わざわざドキュソガキや途上国の貧民と同じ試練を受けさすなんてイヤだ、自分が苦労して子供をそだててきた意味が無い。なるたけ努力や才能に左右されないもの、なるべくなら、生まれながらの格差であったほうがいい・・・で、人の親は我が子に、結果より機会の不均等を望んでしまうわけです。

でも、これって、否定しちゃったら、人間社会がガタガタになってしまうんですわ・・・・・・・

だって、”努力しなくても、たとい才能にめぐまれなくとも、我が子をよその子より有利なポジションにあげる”
こと自体が教育や育児の根幹であり、親の目的なんですから

っていうか国家や家族って、そういう線引きのためにあるんでしょ。で、外部を撥ね付ける”強さ”を求められてるってわけでしょ?』 (2007/02/15 22:15)

# たとえばねえ 『
2002年 2月20日 「声」 福岡版
富を再分配し テロをなくせ 教員 森戸 真吾  (宮崎市 24歳)

先日の一般教書演説の中でブッシュ大統領は、イラク、イラン、朝鮮民主主義人民共和国北朝鮮)を「悪の枢軸」として、テロに対する米国の立場を表明した。国際社会に多くの波紋を呼んでいる。一般の人々を虐殺するような行為は、いかなる理由があるとも許されるはずがない。

中東を始めとして多くの国際問題があり、テロに対する戦争で片付けようとするブッシュ政権の姿勢には思慮が欠けている。パレスチナに関してオスロ合意を無視し、パレスチナの土地に入植を続けるイスラエル寄りの外交政策をとっており、アラブ諸国の不信を招いている。

このような事実がありながら、反テロとして処理することは解決にはつながらない。テロリズムを撲滅する最善の方法は、武力に対して武力で制圧するのではなく、根本問題を解決する以外にない。根本問題とは、各国の貧富やさまざまな格差を世界の国が自国の問題としてとらえ、政治的解決を図ることでしかないだろう。真のグローバリゼーションとは一国の富の蓄積ではなく、その分散や分配にあるのではないだろうか。

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富の配分っていうのを、最も異論の少ない教育投資に限定してみても問題だらけだよな・・・・どうしてこういうひとって物事を深くシミュレートしてみないんだろ

莫大な富を持ってる先進国の人たちだって自分の稼ぎの大部分が、可愛い我が子や、自国民ですらなく、
どこぞの名も知らぬ国の(努力放棄してるゆえに貧しい)無学な若者の将来のために使われると知れば
たちまち士気の低下をおこして懸命に働かなくなり、蓄積されるべき原資があっという間に目減りしてしまい、
富の配分すら達成できなくなってしまうとおもうんだが・・

人間だって生物なんだから情が沸くのは三親等くらいまでだろう。わざわざ他人のために余計に苦労したいとは思わないわな。無理やり働かそうとすれば強制労働になってしまう。そういうこと考えたことがあんのかな、理想主義者たちは・・・・

だいたいおまえだって必死で稼いだ学費は我が子に投下したいにきまってるだろ?それを国家が強制的に取り上げて、どこぞの顔も見たこと無いドキュンに投資するのが平等だ!っていわれたらすなおに従うか?ぶちぎれるか働く気なくすにきまってんだろ?

こんな制度じゃ、親は、子供をほったらかしたもん勝ちだよ。


第一バカの枢軸が貧乏でテロばっかおこしてんのは先進国の豊かさとは全然関係ないし・・

朝日の基地外投稿第159面 41 43レス
http://society5.2ch.net/test/read.cgi/mass/1171202519/』 (2007/02/15 22:20)