2/18今の日本に必要な戦争映画は…

今の日本に必要な戦争映画は、例えば「餓死した英霊たち」という題名の映画ではないでしょうか。映画でなく、演劇でもいいでしょう。
アジア太平洋戦争で死んだ日本兵の半数が餓死、及び栄養失調による病死だと推定されます(藤原彰氏による)。彼らは、戦争に動員される前はどこにいたのか。どこに連れて行かれたのか。どのようなプロセスを経て餓死に至ったのか。そして、彼らの餓死は回避不可能だったのか。その前に、彼らを戦地に送り込む必要はあったのか。そもそも、多くの餓死者を出すほどに必要な戦争だったのか。これらの問題と、今を生きている私たちが「出会う」ための映画や演劇が…link

コメント

# natamaru123
『日本がアジア太平洋戦争をおこなわずABCD包囲陣を受容した場合、日本人の半数が餓死、及び栄養失調による病死をするだろうと推定されます。


もし、そうなった場合、
彼らは、さび付いた工場の敷地で飢え死にする前はどこにいたのか。どこに連れて行かれるのだろうか?

どのようなプロセスを経て餓死に至ったのだろうか。

そして、彼らの餓死は回避不可能だったのか。

その前に、ハルノートを受け入れる必要はあったのか。

そもそも、ハルノートとは、多くの餓死者を出すほどに必要な協定だったのか。』 (2007/03/05 14:38)

# natamaru123
『>彼らは、さび付いた工場の敷地で飢え死にする前はどこにいたのか。
=彼らは、工場に動員され、ハルノートの受容で仕事が激減し、その工場を解雇された後はどこにいたのか。』 (2007/03/05 14:40)

# Apeman
『ABCD包囲陣…ってそもそも実態からずいぶん乖離した用語ですが、それはおくとしても要するに南部仏印進駐がなければアメリカが石油の対日輸出を禁止することもなかったわけです。』
(2007/03/05 15:10)

# natamaru123

そのとおりです。南部仏印進駐がなければ連合国はあんなことしていません。ですが、日本が現在行っているうちでもっとも除去したい政策をやめさせることと引き換えに、制裁措置の”ひき伸ばす”ことをみとめてやる・・という措置なわけで、日本が撤退したところで、今度は中国大陸と引き換えに、そのまた次は満州・・という風に、永遠に取引材料を持ちかけられ、そのつど”制裁の半年延長”を認めてもらうという、たかられ乞食状態になります。

外交はヤクザの脅しと乞食のせびりを合体させたものより百万倍もえげつない稼業です。どこかでケリをつけねばなりません。どっちが良くてどっちが悪いかという問題ではありません。』
(2007/03/05 19:53)