加瀬英明の漏らした本音 に突っ込み

MSNBC News Week Internationa Edition に Guest Commentary として加瀬英明が寄稿している/まあ非常に正直だとは言えるんだが、自慢げに書いていること(例えば歴史教科書から南京大虐殺についての記述が減ったこと)がことごとく欧米社会では懸念を招くであろうことを自覚してないんだろうか?
http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20070404/p1#c1176036934

肯定派は、国際舞台で否定派の文章はほとんどない理由を”南京否定派は英語が書けない知的水準が低い人間ばかりだ”といってながら、いざ否定派が国際舞台で己の主張を文章で書くと”こんな文章を書くな””日本がヘンにみられるので恥ずかしい”とのたまいやがる。英文を書いてなければ書いて見やがれといい、書いてみれば書くなという。いったいどうしてもらいたいのだろうか?口にファスナーをして黙っていろとでもいうのだろうか。

という趣旨のコメントをかいたのですが速攻で削除されました。おそらく頭がおかしいのでしょう。

おなじみのひとたちのコメントがついている

monro 『すごく大雑把にですが、ロシアの南下が恐いのだと言って朝鮮満州に手を伸ばし、満州の横っ腹で中国と衝突したくないのだと言って華北に手を伸ばした結果の日中戦争、資源が足りなくなると言って東南アジアまで出かけて行き、野方図に「生命線」を延ばして行った過程と似てますよね。主要な原動力が恐怖心なので、こちらの都合しか考えられないという。』 (2007/04/07 12:39)

Phls 『>日本の行為を認めてしまうと、日本のすべてが否定されてしまう。というような強迫観念でもあるのでしょうか。
そうですね。私も彼等がそういう脅迫観念を持っているように思えます。それともう1点。日本が「悪意ある強大な敵」(=中国や韓国のような「反日」国家)に脅かされている、という脅迫観念も持っているように思えます。それを不可疑の前提としているからこそ、「歴史修正主義者」を批判する国を「反日」国家、人を「反日サヨク」と呼ぶのではないかと思います。
それにしても思うのは、彼等の脅迫観念の原因は何なのでしょうね。』 (2007/04/07 12:51)

CrowClaw 『>それにしても思うのは、彼等の脅迫観念の原因は何なのでしょうね。
何か、個人の実存不安を政治問題に摩り替えて安心しているように見えるんですよね。国家としての「日本」に実存を同一化させることによって、「日本の敵」が「私の敵」だから「排撃しなくてはいけない」となる、みたいな。それゆえに国家としての「日本」が「敵」を攻撃したり、排除するようなことをすると安心するという。
これは民族主義的なナショナリズムとは様相が異なるのではないかと思います。「国家の敵」には日本人の「サヨク」なども含まれる場合が多いですから。』 (2007/04/07 16:15)

恒例の鏡返しをしてみんべ

monco 『すごく大雑把にですが、中国をぐるっと囲んでいる、米国を後ろ盾にした日本=台湾=フィリピンの、”防華海洋国家ライン”の躍進にクサビをいれるだと言って尖閣諸島に手を伸ばし、大洋のど真ん中で側背のスーピックの米軍と衝突したくないのだと言って沖縄に手を伸ばそうとした結果の中台、中フィリ対立、このまま自国の人口がふえつづければ資源が足りなくなると言って日本の海底のガス油田盗掘に出かけて行き、野方図に「生命線」を延ばして行った過程と似てますよね。主要な原動力が己を地政学的に封鎖している海洋国家の権益領域をぶち破って、海洋に進出してバカスカ儲けたいという征服欲なので、こちらの都合しか考えられないという。』 (2007/04/07 12:39)

Phlx 『>中国の行為を認めてしまうと、中国のすべてが否定されてしまう。というような強迫観念でもあるのでしょうか。
そうですね。私も彼等がそういう脅迫観念を持っているように思えます。それともう1点。中国が「悪意ある強大な敵」(=日本やアメリカのような「反共」国家)に脅かされている、という脅迫観念も持っているように思えます。それを不可疑の前提としているからこそ、「格差なき平等社会」「中国の躍進」をやっかんで批判する国を「帝国主義」国家、人を「軍国主義者」「右翼反動」と呼ぶのではないかと思います。
それにしても思うのは、彼等の脅迫観念の原因は何なのでしょうね。』 (2007/04/07 12:51)

srowTlaw 『>それにしても思うのは、彼等の脅迫観念の原因は何なのでしょうね。
何か、個人の実存不安を政治問題に摩り替えて安心しているように見えるんですよね。国家としての「中国」に実存を同一化させることによって、「中国の敵」が「私の敵」だから「排撃しなくてはいけない」となる、みたいな。それゆえに国家としての「中国」が「敵」を攻撃したり、排除するようなことをすると安心するという。
これはいままでの古典的な社会主義思想、あるいはユートピア的なグローバリズムとは様相が異なるのではないかと思います。「中国の敵」には日本人の「嫌中の中道勢力」なども含まれる場合が多いですから。』 (2007/04/07 16:15)

もうひとつのコメントについて


あと、日本の経済的(軍事も)地位が中国や韓国の台頭で下落しつつある一方、遅々として改善しない日本の経済事情がそれに追い討ちを掛けているのだと思います。そういう現状に対して鬱憤が溜まっているんじゃないでしょうか。

またまた左派勢力の勝手な”脳内右翼”のカテゴライズだな・・あんたら人のこといえないだろうって・・


戦後最長の好景気を維持している日本経済が”改善していない”状態などとは到底表現できないと思いますが?サヨクは弱者利権や政権批判などの戦略上、弱い人や困ってる人をことさらにクローズアップさせなければならないため、彼らの言い分をきいていると日本がいかにもみじめな状態かのように思えてしまうだけです。


多くの日本人は、日本が中国や韓国がいくら台頭しようと日本も同程度に”台頭し返している”ので、位置関係はここ数十年はそれほど変化していないと思っています。右派は別の理由で中国を叩いています。


だいたい”中国韓国がすごい””これからのびるぞ!”なんて台詞は何十年も前からいわれつづけているというのはある年齢以上の日本人ならだいたいが知っています。投資ファンドの時候の挨拶みたいなもんであまり相手にしていません。