ドイツにおける「ナチ擁護」への反応 につっこみ

natamaru1232007-04-17


>(…)海軍法務官だったフィルビンガーは、終戦直前に脱走し逮捕された若い水兵に対する軍法会議を担当した。そうこうするうちに終戦となったが、占領軍がくる前の空白期で軍事法廷はまだ開かれた。そして、当時有効であった海軍刑法にもとづいてこの水兵に死刑判決を下し、刑は即刻執行された。(…)
http://d.hatena.ne.jp/Apeman/20070417/p1


法務官ならば当時の法の忠実な番犬であるべきで、前例や当時の法に則した判決を下すことはなんら問題ではない。なるたけ無法状態を避け、たとえ悪法だろうと前例に則った法が適用される状態を保つことにつとめるのは法曹人として当然。法とか法曹人ってのはそういうもんであって、悪いのは当時の法であり本人をとがめる筋合いは全くない、これを追求してしまえば司法の独立とか法治主義としての前提が根底から崩れ落ちるということがわかっていないのだろうか?これに対して政治的な駆け引きのにおいをかぎつけることができなきゃ、まるで感覚がおこちゃまだろうって。



>フィルビンガー氏が、自らの過去を悔い改めたことはありませんでした。

というわけで、悔い入る必要なんて全く無し。
勘違い諸君には”悪法でも法は法”という言葉を進呈しよう。まあ、バカサヨじゃないかぎりわかっているとは思うが、これは、氏が下した判決の非人道さとは別の問題だということをことわっておく